2018年12月2日日曜日

子どものころの大晦日

 今年も残り1ヵ月。本当に早いですね。師走と聞くとソワソワしてくるのは、私だけではないと思いますが‥‥。

 食堂を営んでいた両親のもと、大晦日でも仕出し(今でいうならオードブル)のために夕方までは慌ただしかったことを覚えています。結局、年賀状は元旦に書き始めることとなり、父は「『明けましておめでとうございます』は、年が明けてから書くから、これでいいんだ」と持論を語ってました。

 「無事に年を越せるか」というのは、商売をしている方にとっては重たいことだと思います。私にとって師走のソワソワ感は、このような自分の育ちにも関係しているのかもしれません。

 私が子どものころとくらべて商売環境も厳しくなり、大手量販店では正月三が日のうちから営業も始まります。すっかり小売や流通の形態も変わってしまいました。それでも変わらないのは「無事に年を越せるか」。どうか多くの方が無事に正月を迎えられますように。

 【今日の句】早くから 掃除と毎年 思うけど

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