2013年12月14日土曜日

安倍政権の暴走を止めるのに、遠慮はいらない

 札幌でも吹雪になるほどの積雪! それでも昼には憲法会議のみなさんと「秘密保護法の廃止へ」と宣伝です!

 マスコミの取材も、雪のなかでもチラシを受ける人も多く、この問題はまだまだ決着していない。

 施行までの1年(以内)に、必ず、必ず安倍政権を孤立させていかないと。

 夜には道庁前行動を1回お休みして、問題意識を共有する方々と「資本論」学習会をスタート。

 その後の話し合いで、タイトルのような話になったというわけです。

 「気づいたときには遅かった」で済まない情勢が、確実に進んでいます。

 同時に、この採決強行から膨らんだ反対世論のように、国民の間にはマグマがたまっているでしょう。

 日本の将来と国民生活を壊していく安倍政権に、遠慮なんてしている場合はない!

 宣伝も訪問も、やれることを今やっていかないと。

 「喉もと過ぎれば熱さを忘れる」のが日本人だ、とよく言われますが、さすがに今回は忘れてはいけない。

 あなたのまわりにも、話をしていただけませんか。

 そういう方が全国に万の単位で変わっていけば‥‥間違いなく新しい政治も見えてくるはず。

 私も気合を入れて!がんばります。

 【今日の句】 今でさえ 孤立の首相は どこへ行く

2013年12月12日木曜日

安倍政権の暴走で、日本はどこへ向かってく

 子どもと一緒に寝てしまったり、たて込んだ仕事に集中したりで2日ほどブログもお休み。その間も、会議や街頭宣伝などで忙しく回っていました。

 それにしても、安倍政権の暴走がひどい!

 秘密保護法成立に続き、通常国会では「共謀罪」も?

 直後に撤回しましたが、石破幹事長は特定秘密の報道に処罰の可能性も示唆!

 軽自動車税は1.5倍に?

 派遣労働による常用代替へ、規制緩和?

 新エネルギー計画では原発推進!

 どれもこれも、古い自民党政治の復活でしかないのでは。

 構造改革に復古主義・軍事偏重が重なり、これでは必ず日本社会は行き詰まる。

 11日に震災2年9ヶ月の宣伝をしましたが、署名をする方の数は減っていないし、駆け寄ってこられる方もいました。

 党として、地に足をつけて、そのような方々とじっくり結びついていきたいですね。

 【今日の句】 五輪より 車輪が不安な 北海道

2013年12月9日月曜日

北電本社前で「再稼動ノー」行動

 秘密保護法のドサクサにまぎれて、政府が新エネルギー計画のなかで原発を「重要なベース電源」と位置づけて推進することが示されたのを、ご存知でしたか?

 この案が経産省の総合資源エネルギー調査会基本政策分科会に示され、与党の議論もふまえて、年明けに閣議決定の運びとなるようです。

 しかも、原発の新設・増設にも含みを残しました。

 まだ福島では、被害が進行中だというのに!

 今日は、北電が泊原発の再稼動申請を出して5ヶ月が経ち、道原発連と国民大運動実行委員会とで抗議の宣伝をおこないました。

 私もマイクを握り、先月の福島調査のこと、使用済み核燃料の処理も決まらずに再稼動していいのか、などと訴えをしました。

 ところで、ブログをお読みのあなたは「原発のない北海道の実現を求める 全道100万人署名」には、署名されましたか?

 来年3月11日提出を目標に、もうすぐで道民の1割に届くかな~というところのようです。

 でも道民10人に1人が署名したと考えれば、広く呼びかけが浸透している、ということ。

 仮に規制委員会で「安全」と判断されても、地元合意として関係4町村とともに道知事の判断も求められるでしょう。

 現在は「再稼動を論議する状況にない」をくり返してきた高橋知事ですが、政府が推進の方向を明確にしたなかで、どのような判断をするのか。

 再稼動に進ませないために、やっぱりカギを握るのは世論の広がり。

 今日のような宣伝に、1軒1軒を訪問して署名のお願い、知人・友人を通じての話し合い。

 どんどん暴走を続ける安倍政権に、待ったをかけるだけの世論をつくっていきたいと強く思っているところです。

 【今日の句】 年末の 恒例行事か 新党は 

2013年12月8日日曜日

怒りの嵐は過ぎ去っていない

 今日は音更町・芽室町での「つどい」。一番の話題はやっぱり秘密保護法で、「実施させないためにがんばろう!」との話になりました。

 朝のテレビ番組でも、法の中身とともに強引な国会運営への批判や懸念の声が出されてましたね。

 つどいでは「なぜ安倍首相は急いで成立させるのか」と質問もありました。

 国民が知れば知るほど、こんな危険な法案を成立させていいのかとわかってしまう。

 それが知られないうちに早く採決するということだ、と私から答えました。

 安倍首相は、抗議行動の声が聞こえない朝を「嵐が過ぎ去った」と表現しました。

 過ぎ去ってなんか、ないですよ。

 これだけ怒りの声が上がった事実は消えないし、あきらめてもいない。

 加えて国会では、日本共産党の議員団がいる。

 「この情勢で、国会に共産党がいなかったらと考えたらゾッとする」との発言も、「つどい」では出されました。

 まだ議席数は少ないけれど、重要な役割を担っている日本共産党。

 秘密保護法は、首相が約束した「第三者機関」を定める法案がこれから出されるでしょうが、1つひとつを食い止めていけば実施させない道は開かれます。

 ここで日本共産党が力をつけて、平和と民主主義を守る先頭に立たないと!

 【今日の句】 静けさは 嵐の前に やってくる

2013年12月7日土曜日

政治を変える息吹は、間違いなく広がっている

 安倍政権への怒りは収まっていない--JR問題の学習会で十勝入りし、その前に呼びかけた日本共産党入党に3人の方が応えてくださいました。安倍政権の「終わりの始まり」は進行形です。

 お1人の方は79歳の戦争経験者。

 釧路空襲の経験を語り、このようなことは繰り返してはならないと。

 お2人の方は農家のご夫婦。

 「結局、民主党も元自民党だもんね」と、国会の「自共対決」をしっかり見てくださっていました。

 昨日はフェイスブックを通じて、入党を表明された方もいました。

 素直に、うれしいです。

 同時に、新しく政権を担えるだけの政治的・政策的・組織的な力をつけなければと痛感しています。

 昨日で、日本の民主主義が終わったわけではない。

 逆に、これからがスタート。

 追い詰められているのは安倍政権の方なんですから。

 明日も音更町・芽室町で「つどい」をおこない、日本共産党の「底力」と「懐の深さ」を知ってもらえればと思っています。

 【今日の句】 総理へと 本気の力を 見せてやる

施行まで1年ある--撤廃のたたかいだ!

 先ほど秘密保護法案が可決--確かにくやしい。腹立たしい。でも、負けてもいられない。あきらめた時が、彼らの思いどおり!なんだから。

 朝昼夕と宣伝し、時間を追うごとにビラを受け取る手が増えていきました。

 特に若い人たち!

 確かに平和と民主主義の危機だけど、だからこそ「明日の準備」も広がっていく。

 みずから手を伸ばしてくれた彼らは、きっとビラを読んでくれたことでしょう。

 ビラを受け取らなくても、もしかしたらテレビやネットで情報を得たかもしれない。

 静かに、でも確実に、安倍政権と自民・公明は追い詰められている!

 施行まで1年あり、採決間際に出てきたチェック機関まがいのものも、これから別立ての法案が必要になってくる。

 まだ、時間はある。

 政治の世界は、先に何が起こるかわからない。

 来年の今ごろまでに、安倍政権が低支持率のもと政権を投げ出すことだって、ないとは言えない。

 だから、やれることはまだまだあるはずです。

 明日から撤廃のたたかいへ!

 【今日の句】 みずからで 深い墓穴を 掘る首相

2013年12月5日木曜日

自由と民主主義を守るために、胸を張って反対しよう

 特別委員会の強行採決に怒! 国会前も抗議がすごいようですが、札幌もデモ行進に1000人超! 絶対に、あきらめてなんかなるものか~!

 政府は採決の理由を「議論が深まり、論点も明らかになった」と言うけれど、とんでもない。

 権力が秘密を隠し通し、

 広い国民が処罰の対象になり、

 監視社会・日本とされて、

 デモなどで声をあげれば「テロ行為」などという、

 政府・与党の大暴走こそ、明らかになったのではないですか。

 今日の特別委員会も、野党議員の質問に政府がまともな答弁をしていない。

 進行している委員長の態度が、またひどい。

 資料を要求するたび「理事会で協議」とこたえ続け、今日も「理事会で協議」と言い続け。

 結局、協議などもしないで動議に応えて強行採決? ひどいじゃないか!

 与党は、昨夜に野党の委員長2人を数の力で解任し、自分たちは資料も出させずに採決するなんて、こんなファッショ的なことを許せますか。

 仁比参議院議員の質問では、公安警察がイスラム国籍の人や、いそうな場所などのほか大使館職員の銀行口座まで調べてることが明らかにされました。

 その調査理由は「公共の維持」と答弁。

 テロ対策、外交、防衛などの理由で、こんな人権無視の監視社会・日本にする、彼らの地金が見えてくるではありませんか!

 こんな法案は、廃案にするしかない。

 まだ時間はあるし、廃案の方にこそ大義がある。

 憲法に反する、こんな法案に大義など、ないではありませんか。

 弁護士さん、報道関係者、著名人、ジャーナリスト、研究者、多くの市民が反対し、政府・与党こそ少数派になっているではありませんか。

 国際ペンクラブや国連の人権弁務官からも意見が出され、国際的にも懸念が示されているなんて、恥ずかしいどころか情けない。

 集会の瞬間も、このブログを書いてるときも、国会前や全国で、空前の抗議行動が広がっています。

 自由と民主主義を守るために、元気に、胸を張って、明日も訴えよう!

 あなたからも抗議の声と、まわりへの呼びかけをお願いします!

 (写真は道労連・小田島さんの撮影です。いつも感謝!)

 【今日の句】 沸点を 超えた世論を 見くびるな