2015年10月4日日曜日

TPP断固反対と言っていたのは、どの党だ

 懇談や演説会・国政報告会のため、暖房が必要な北海道と、冷房が必要な東京を行ったりきたり! TPP閣僚会合も緊迫‥‥このまま合意など許されません。

 紙智子参議院議員と、北海道の農林漁業団体をまわっても出される話題の1つは、やっぱりTPP。

 医薬品データをめぐる米豪や、乳製品をめぐる米NZ間の問題が残されていて、米国からも一定の譲歩が示されているようです。

 根本は、最大の利益をめざす多国籍大企業と、くらしの安心を願う諸国民の願いとのぶつかり合い。

 会合会場の周辺でも抗議行動がおこなわれていますし、カナダでは国会前でトラクターと乳牛を連れたデモも!

 もちろん日本での反対や慎重を求める声も多い。

 しかし、甘利担当相の口から出るのは、農産物の関税引き下げ・輸入枠拡大‥‥これで国会決議を守れていると言えるのか!

 そもそも自民党がポスターで「ウソつかない。TPP断固反対」と訴えていたのは、ウソだとでも言うのでしょうか。

 今日は、来年4月におこなわれる衆院5区補選へ立候補を表明している橋本みかさんを先頭に、村上ひとし札幌市議と私とでの、厚別区演説会もおこないました。

 江差追分優勝経験者でもある橋本さんは、オープニングでも「ソイ~ソイ!」と美声を聞かせてくれました。

 子育て真っ最中だけに、戦争法も、くらしを追い詰める悪政も絶対に許せないと、心のこもった演説も。

 先日、紙智子参議院議員との国政懇談会でも、次々と要求も出されていました。

 「介護報酬の削減で、事業所が撤退していく。高齢者の生活はどうなる」

 「マイナンバーの導入で、プライバシーもなくなるような社会でいいのか」

 「高い大学入学料を払えず、辞退する高校生がいる。給与制の奨学金導入も必要だ」

 などなど、これだけ深刻な実態があるのに応えようとしない安倍政権の政策に、もっと私も役割を果たさなければと痛感しました。

 TPP交渉の結果次第では、明日からさらに大忙しとなるかもしれません。

 【今日の句】 収穫の 希望を不安に 変えないで

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