道高教組の定期大会、塾経営の知人と懇談、途中で道労連・黒澤議長ともバッタリ‥‥どこでも話題は「森友学園」!
高教組でのあいさつでも、私から「いま政治がやるべきは、教育現場への負担と管理・抑圧をやめて、教育を食い物にするような問題の真相解明です!」と。
道高教組・道教組が昨年、職場でアンケートをおこない結果が公表されています(こちら)。
休日・持ち帰りも含めた時間外労働(1日平均)は、「3~5時間」が最も多く小中学校で51%、高校でも42%。
「6~8時間」も数%いますし、「9時間以上」という先生も!
その理由は、①部活、②仕事量の多さ、③授業準備、の順ですが、部活などにより授業準備が後回しになるというのが現実だと思います(私もそうでした)。
そのなかで「改善を求めること、実現してほしいこと」は、意外だったのですが「教員免許更新制度の廃止」が、どの年代・学校を問わず、かつ組合員・非組合員を問わず第1でした。
忙しいなかで免許更新の煩わしさということもあるでしょうが、より本質的には「現場を信頼していないのか」という抵抗感や嫌悪感だと思います。
教員による心ない言動や事件も起きてはいますが、ごく一部の教員であって、真剣に子どもと向き合っている教員が免許更新を求められるのはおかしい。
教員に多忙を押し付けてバラバラにしたあげく上から管理するのではなく、教員集団の自主性で事件などを止めていくことこそ、教育現場に必要なことではないでしょうか。
その一方で、教育勅語を方針にするような学園に便宜をはかるような政治であれば、いったい何が「美しい国」なのか。
学校は卒業式や入試シーズンで、今日も大会では学校の様子が話されていました。
そのなかで国政にも触れて「教育を道具にするな」と、厳しい批判もありました。
子どもを中心にした学校づくりを、今こそ。
あたりまえのことが通る政治にしたいと、つくづく感じた1日でもありました。
【今日の句】 教育を 利権としてる 悪どこだ
立場上匿名ですが、教員の立場で、アンケート結果を読みました。査定昇給制度など、職員がバラバラにされ、めげることも多いです。おまけに、この度の新学習指導要領では、英語?プログラミング?と不安だらけです。校長の権限の増大も脅威です。教職員と子どもたちが、本当の自信をもって生きられる学校と社会づくりができたらと思います。
返信削除匿名さん、コメントありがとうございます!
削除私も自分の教員時代を思い出しながら、アンケートを結果を読みました。
私の時代とは比べ物にならないぐらい、現場では負担や不安が増えているんですよね。新任の先生が、早くも精神的疾患を患っている実態も聞きました。
行き過ぎた競争を是正しないと、教員も子どもも崩れていってしまう現状にあると思います。
事態を少しでも改善できるように、私もがんばります。