2018年9月21日金曜日

今ある制度は積み重ねがあったから

 地震関係での相談あり、国会への連絡や文書作成に追われて、何だかバタバタしているうちに1日が終わってしまいました。こういう日もあるんですよね。

 増えてきている相談が、今後の住まいに関してです。住宅を壊すことになるが国の支援で受けられるものはないか?との問い合わせに、被災者生活再建支援法や災害弔慰金などなど、お1人お1人の状況や自治体ごとの状況もあるので、個別に詳しく聞くことを大事にしています。

 くらし支援は地方自治体に依るところが大きいのですが、多くの方を救援できるよう制度を拡充したり財政を保障したりするのが国の役割。被災者生活再建支援法だって、阪神淡路大震災から国民が運動を広げて、ようやく実現したものでした。それが度重なる災害ごとに世論を広げて、今や野党で改正法案を出すにまで至っています。いま目の前の方の支援にすることとあわせて、次なる災害に備えるため世論にしていくことも必要なんです。今ある事業で救えないのなら、新しい支援メニューをつくればいい。それができるのは立法府の仕事です。政治です。

 災害に直面したときに、立法府の存在意義を痛感します。これは地方議会でも基本的な立場は同じだと思います。1回で実現できないことは多くありますが、くりかえしくりかえし、その要望を住民といっしょに訴えていくことが道を開いてきた歴史だったことを胸に刻みたい。少しでも苦難をなくしていくために、力になりたいと思っています。

 【今日の句】総理より 話題豊富な カツカレー

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