2019年1月27日日曜日

寄り添うことって

 今日は札幌北区で田村智子参議院議員(党副委員長)を招いた演説会、手稲区では「女性のつどい」が開かれました。どこも元気いっぱい!
 
 北区は第2会場も準備して、300人を超える方が足を運んでくださいました。佐野弘美道議は、再選めざして全力疾走中。実の父がギャンブル依存症で苦しんだこと、ある道議からも激励があったことを紹介して「北海道でカジノをつくるなんて許さない」と決意を述べながら、子を持つ母親としても平和のためにがんばると強調しました。

 長屋いずみ市議予定候補は、昨夜から市内ホームレス実態調査に同行したと切り出し「屋外で5人の方が」と話し始めたとたん、言葉に詰まられました。医療分野で働き、命の大切さを知る長屋さんのあたたかさは誰もが知るところ。アクセス道路よりも福祉を大事にする市政にしようと呼びかけました。

 小室まさのり市議予定候補は、地域をまわって自民党市議のポスターが張ってある家にも足を運び、地震や漏水事故などで「党派を超えてでもくらしを守ろう」と話してきたことを紹介しました。若者たちの働く状況は深刻だけど、フランスのように最低賃金をあげよう、札幌市には公契約条例をつくろうと訴えました。

 私も今日は、3人の人柄、地方議会に日本共産党がいることの意義などを、各地の実例も交えて支援を呼びかけました。北区で3人が議員となれば、どれだけ北区民にとって頼れる窓口となれることでしょう。しかも、その力は野党共闘を強めるし、必ず安倍政権を変える力にもなる!

 田村智子参議院議員の話は、目前の通常国会に向けた統計偽装疑惑などの問題、行き詰まった消費税増税や原発輸出などの安倍政治の転換、ロシアとの領土交渉で筋を通すことの大切さ、最後には日本共産党の未来社会についてもわかりやすい言葉で紹介しました。私も聞いていて納得、多くの方も「なるほど」と思われたのではないでしょうか。

 帰りの握手も力強いし、笑顔があふれていたのも特徴でした。

 手稲区の「女性のつどい」も佐々木明美市議予定候補の勝利を前面に、会場には一体感があふれました。佐々木さんと私の訴えのあとには、何と佐々木さんみずからクラリネット演奏! 早春賦や島唄など3曲の披露に、会場からは大きな拍手。

 「市民のみなさんから『やれることを何でもやろう。佐々木さんの特技は』と聞かれて、思わず学生時代に吹奏楽部に入っていたことを話したら、こんなことになってしまった」と、笑いながら話す佐々木さん。どんな時でも疲れを見せず、前向きにチャレンジする姿勢が本当に佐々木さんのすばらしいところなんです。

 参加者のスピーチも心を打つものでした。前市議の井上ひさ子さんは「小選挙区や比例候補など、心や体も付いていくのがやっとのはずなのに佐々木さんは貫き通した。話を聞いていて、頼りになるほど成長されたことが本当にうれしい」と心を込めたスピーチ。市民アンケートでは福祉や教育、防災などの要求が多く「どれも日本共産党が掲げてきたものばかり。必ず佐々木さんの議席を勝ち取りましょう」との話に大きな拍手が起こりました。

 もう1人の方は、佐々木さんの事務所開きが始まる前のエピソードを紹介。会場の前で転倒した女性がいて、救急車が来るまでに佐々木さんが寄り添い「深く深呼吸して」「大丈夫」など励ましたりしたことに胸を打たれた、と涙を浮かべて話されたのです。佐々木さんも医療現場で働いていただけに、ご本人は当然のことをしたまでと思っているかもしれませんが誰でもできることではない。「やさしい佐々木さんを必ず議会へ送りましょう」と呼びかけられました。

 市民に寄り添う。議員・候補としては当たり前のことかもしれませんが、それを貫くというのは簡単なことではありません。しかし、佐野さん・長屋さん・小室さん・佐々木さんは、しっかりその役割を果たしている。全員の勝利へ、私もいっしょに力を尽くそうと決意を新たにした1日でした。

 【今日の句】国会に きっと嵐が 来る前夜

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