2019年1月30日水曜日

原発をやめるなら今

 泊原発を再稼働をさせない北海道連絡会の、道庁での署名提出に私も同席しました。高橋知事は36000人超の声を、どう受け止めているのか!

 私も、主に道原発連が宣伝する際に参加して署名のお願いもしてきました。会場は40人ほどが座れる会議室が用意されていましたが、立つ人も出るほどの市民が集まりました。それだけ「この声を届けたい」という思いが強いのです。

 会の川原茂雄さんが進行をし、代表して弁護士の市川守弘さんが要請文を読み上げました。市川さん自身は、道警裏金問題の際に高橋知事と面談したことがあり、「今回も知事を辞める前に、お会いできるよう」にと対応した道職員に訴えました。

 連絡会に参加している団体からも一言ずつ、訴えがありました。「ブラックアウト後から、署名に応じてくれる人が増えた。このような地震が泊で起きたら大変だと言って署名する方が多かった」「子を持つ母親として、安心して子育てができる北海道にしてほしいのです」などの声を、知事はどう受け止めるでしょうか。窓口となった道職員さんも、しっかり知事の耳に入るようにしていただきたい。

 泊原発の敷地に活断層があるのではないか、との研究者の指摘があります。海を埋め立てた敷地で、液状化の心配は規制委員会からも示されました。防潮堤の建設費用なども含めて2000億円を超えたと言われています。安全面とともに、金食い虫と化している原発から徹底する経営判断があってしかるべきだと思います。

 国の責任も重い。海外へ安倍首相みずから進めたトップセールスは、ことごとく失敗に終わりました。コストがかかるからです。経団連会長から「国内での議論を」との言葉が出るほどの焦りは、原発が進む道の行きづまりを示していると思います。

 変えるなら、今がチャンス。地方選挙は、大きなチャンス!

 【今日の句】一筆は 社会を変える 力ある

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