2024年4月30日火曜日

道都・1区から変化のうねりを

 記者会見で小選挙区道1区に千葉なおこ前札幌市議、比例道ブロックに宮内しおり道2区予定候補(重複)の擁立を発表し、私も同席しました。必ず北海道での比例議席回復と小選挙区でも躍進・勝利へ力を尽くすと、そろって決意を述べました。

 千葉さんは札幌市議1期(南区)。昨年の市議選挙で定数減のなか惜しくも議席を失いましたが、その後も宣伝・懇談など幅広く活動されてきました。市議会での質問79回という経験・実績は必ず国会で生かせる、文字どおりの即戦力です。

 自衛隊真駒内基地を抱える南区で、隊員を戦地へ送らないとの訴えも力強い。子育て世代のなかで分け隔てない幅広いつながりと、要求実現への行動力も折り紙付きで、期待の声が多く寄せられています。千葉さんも「子育て世代の代表として声を届ける」と、決意を述べました。

 すでに道2区予定候補として発表されている宮内さんは、比例重複として活動します。比例だって1議席で満足するものでないし、私が急病などに陥っても党の議席を守れる予定候補がいることは心強くもあります(なお、小選挙区と比例の重複候補は、小選挙区で10%の得票がなければ比例議席を得られません)。

 衆院3補選の結果もあり、記者からも共闘について多くの質問がありました。自民党政治を終わらせるために共闘が本当に力を発揮するには、各党の共闘の意志や政策の一致などが必要です。そのための努力は、党として惜しむことはありません。

 自民党政治そのものが行きづまっているもと、小選挙区・比例の予定候補が大元から変える展望をどんどん広げて、世論を大きくしていくことは日本共産党として果たすべき役割。日本共産党が伸びてこそ、共闘も必ず前へ進みます。

 北海道内で最も人の流れが多い1区で、千葉さんを先頭に日本共産党の政策を広げる意義はとても大きい。道都・1区から変化のうねりを。ぜひ、小選挙区でも躍進・勝利へと応援の輪を広げてください。

 今日は党の先輩であり、科学的社会主義の発展に大きな役割を果たした野呂栄太郎の墓前祭・碑前祭も開かれました。私からも、野呂の生い立ちや業績、不屈性と先見性をもった党員としての功績とともに、ヒューマニズムあふれた人柄も紹介しながら、あいさつしました。

 参加された多くの方と野呂を偲び、献花とともに遺志を継ぐと誓い合いました。衆院3補選の話題もあり、来たる政治戦で勝利して野呂に喜びの報告をしようとも語り合いました。長沼町での碑前祭には、長沼町長や町議会議長、教育長、農業委員会会長はじめ近隣自治体の首長からメッセージが寄せられました。

 今の時代に野呂が生きていれば、こんなに情勢が変わったのかと驚くことでしょう。それもこれも積み上げてきた活動があったからこそ。党づくりとあわせて、私も力を尽くします。

 【今日の句】積み重ね 厳しい時代も 超えてこそ

0 件のコメント:

コメントを投稿