あるマスコミ記者さんと、北海道にカジノは必要か?との話になりました。高橋知事は推進の構えですが、賭博が禁じられている根本の問題を検討したのでしょうか。
カジノは明らかなギャンブルであり、もちろん多額のお金が動きます。
パチンコの例を見ても、けっこう多いギャンブル依存症。
右のように厚労省調査でも、他国が有病率1%台なのに対し、日本は男性が9.6%と驚くべき数字。
それがサラ金・クレジット被害につながるわけで、家族崩壊の例だって少なくありません。
そのような依存症に、厚労省も「現状は適切な治療が受けられる状況にない」と答弁しています。
先日、アメリカFBIが全米規模で児童買春の被害に遭った子ども168人を救出したと報じられていました。
温床の1つになっていたのがカジノで、犯罪組織の関与もあったといいます。
地域活性化を理由にカジノを導入し、地域コミュニティが崩壊したのでは話になりません。
小樽や釧路で市長さんが前のめりですが、例えば阿寒の観光地で、アイヌ文化とカジノが理念として並びえるのでしょうか。
北海道の豊かな自然や大地のイメージが、一変してしまうのではないか。
北海道だけではないですが、とりわけ北海道ではカジノより大切なものがあるはずです。
高橋知事、そのあたり、どうお考えですか?
【今日の句】 賭博して 誰が得する 泣きを見る
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