臨時国会を応じないこと自体は許されませんが、今週は各委員会で閉会中審査を開く運びとなりました。私の出番(TPP!)も出てきそうで、確定したらお知らせしますね。
TPPにかかわっては団体・個人の皆さんと懇談を続け、今日は農民運動全国連合会(農民連)の事務所へ、笠井亮衆院議員・紙智子参院議員と足を運びました。
「攻めの農林漁業」というが今の国産輸出の実態は‥‥という話に加え、翻訳が始まっている協定文書の分析、WTOの流れとは別にTPPはいかに日本の農林漁業を壊すものなのか‥‥などで懇談しました。
例えば食の安全・安心にかかわっても、農林水産省は「日本の制度に変更が加えられないので大丈夫」とくりかえしていますが、実際は変更に向けた作業部会などが設けられています。
牛肉・豚肉についても、マルキン制度という補てん制度を拡充すると言いますが、9割補てんとなっても赤字になるという試算もあります。
輸出で勝ち残れる牛肉・豚肉農家がいたとして、それ以外の畜産農家は追い込まれて頭数も減るかもしれないし、そうなれば各地の「と殺場」も成り立たなくなるでしょう。
そうなれば遠い「と殺場」まで運ぶだけのお金もかかるし、コスト削減も水泡と帰すかもしれません。
加えて地域社会だって成り立たなくなる。
何より私たち国会議員に、きちんとテキストも説明されていないし、委員会などへの報告もされていない。
それなのに国内対策ばかりが進行しているわけで、これもまた到底認められないのです。
しっかり論戦に挑むため、もうしばらく勉強してから眠ります‥‥。
【今日の句】 眠れない夜を 農家に 押し付けるな
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