2024年10月1日火曜日

変化は声をあげてこそ

 石破政権が発足しました。裏金事件・統一協会との癒着は反省なく、生活苦への対策も打たず、軍事国家には着々とーーしかも論戦から逃げて解散とは、党利党略そのものではないのか。自民党政治のおおもとから変えなければいけないと、国会中継を見ながら痛感です。

 今日は消費税10%から5年、インボイス導入から1年の日。消費税廃止各界連はじめ道革新懇など各団体で、消費税減税・インボイス廃止・悪政ストップをとの街頭宣伝に参加しました。10月だというのに、この暑さは何だろうかという天気でした。

 上がったのは気温だけでなく、食品価格や郵便切手代なども。今月に値上げが予定されている食品は、実に2911品目といいます。最低賃金も上がり、北海道は今月から時給1010円となりますが、これだけの物価高では追いつきません。年金だって、あまりに足りない。

 くらしと商売を支えるには消費税減税が特効薬で、業者・フリーランスの負担軽減にはインボイス廃止が有効だと訴えたい。今こそ野党が消費税減税・インボイス廃止をと迫っていくときではないのか。私もマイクを握って、日本共産党としても力を尽くす決意を述べました。

 毎月1日におこなう「北の鉄路存続を求める会」の宣伝行動、すべての争議の解決めざす「いちの日」行動にも参加。鉄道マニアを自認する石破首相が、これまでJR北海道の相次ぐ路線廃止に何か言ったかの記憶がありません。バスも含め公共交通の維持・存続は、道民の切実な願いです。

 小樽市から菊地葉子・前道議が駆けつけ、函館本線のバス転換は運転手不足により先が見通せないなか、住民による路線維持の声も上がっていると話されました。私からも、鉄路の維持に国が責任を果たせと訴え。

 「いちの日」行動では、医労連・恵和会労組の争議について、法人側が申立を取り下げ道労委の命令が執行されるとの報告がありました。不当労働行為や、組合との団交に責任ある者が出ないなど不誠実な態度をただすのに、長い時間が費やされたのです。

 働く仲間の団結があってこそと、つくづく感じました。「いちの日」行動そのものが、国鉄から1047人が解雇されJRにも不採用とされた事件の解決へ始めたもの。この解決にも23年を要したのでした。

 突然に仕事を奪われたり、明日の生活が見通せなくなるなど、そんな理不尽は許さない。声を上げるのは勇気がいるけど、変化は声を上げてこそ。そして支え合う団結の大切さを、私も「いちの日」行動から学んできました。

 安心して働ける社会へ、そして賃上げと一体に労働時間の短縮を。明日もがんばりたい。

 【今日の句】前言を もう翻す 総理とは

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