2025年4月6日日曜日

希望は語り合うなかで

 今日も高橋ちづ子衆院比例予定候補と、郡山市から仙台市へ。JR郡山駅前の対話型演説は足を止めて聞く方や高校生・中学生も来てくれて、20歳の方が入党と嬉しいことも。宮城女性後援会の総会も、選挙ラッシュの今年で躍進・勝利をと盛り上がりました。

 郡山駅前は岩渕友参議・大橋さおり県議が進行を務め、穀田恵二前衆議、高橋さんに小山田ともこ県選挙区予定候補、そして私がゲストという形式。これだけのメンバーが一同に集える日程の調整さえ大変だったでしょうに、加えて音響や会場設営など準備くださったみなさんに感謝です。

 労働者・学生・子育て世代の質問や要望に応える形式でスタート。「バカンスもなく賃上げも進まない日本。どうしたら」「私大に通ってますが学費が高くて、友人もバイト尽くし。まだ学費は上がるのですか」「子ども医療費や学校給食費が、住んでいる町ごとで違う。共産党の子育て政策は」など、実態を交えた話が続きました。

 私は学費と子育てについて、党の政策や考え方を述べました。学ぶことは自分の利益になるのだと、高い学費を押しつける受益者負担主義が当然視されてきました。学びは社会に還元されるし、そもそも権利だという欧州の考えとは違いすぎます。この大元を変えることが必要です。

 子育ても自己責任だと、国は自治体任せにしてきました。医療費も学校給食も無料・無償が広がったいま、どの町でも安心して子育てできるよう国が責任を果たすべき。育児は女性の役割という風潮も残されており、ジェンダー平等を広げることも大事だと述べました。

 会場からも「食べ盛りの子どもたちがいるのに米も野菜も高い」「なぜ自民党は選択夫婦別姓に反対するのか」などのほか、「日本共産党を応援するには何をしたら」という質問もあり、私からズバリ共産党に入ってほしいと呼びかけました。それが20歳の方の入党につながったのなら嬉しいです。

 今年は仙台市長選・市議補選(太白区)、知事選・県議補選(宮城野区)も控える宮城県。女性後援会総会では高橋さんと私からの話の後に、ふなやま由美県議・高見のり子仙台市議の報告、発表されている大内まり県議予定候補・板橋ののか市議予定候補のあいさつには大きな拍手。全員必勝です。

 女川原発再稼働や病院統廃合ストップ、県営住宅を減らすなど県民運動を広げてきただけに、すべての選挙で勝利をと意気高い。さこ道子多賀城市議・阿部律子女川町議・福島かずえ前県議と並んで「がんばろう」。

 高橋さんの動画「動くちづ子通信」も撮り終えて、先ほど北海道に到着。明日も街頭演説にとまわります。

 【今日の句】前向きな 高校生も まぶしいな

2025年4月5日土曜日

命軽視の政治を変えたい

 今日は高橋ちづ子衆院比例予定候補と弘前市・盛岡市へ。津軽後援会の決起集会ではおぎの優子県選挙区予定候補と、岩手全県に向けた演説会では山下よしき党副委員長と、たっぷり日本共産党の値打ちを訴えました。

 弘前市では3人、盛岡市でも入党してくださった方がいました。嬉しいですね。

 弘前市は席に座れない方がいるほど会場いっぱい。安藤はるみ県議はじめ地方議員のみなさんも見えられました。雰囲気も明るい。

 「私も高額療養費制度を使っている1人」と、後援会副会長の仁平將さんがあいさつされました。負担上限引き上げという石破政権、医療費を減らせという維新・国民民主への怒りが、胸に響きました。

 高橋さんからも私からも、命軽視の政治は許さないと訴えました。引き上げ方針を凍結させるにまで至った国民的な怒りを理解できないなら、参院選で審判を下さなければ、です。

 盛岡市の演説会は、前半は演説、後半は質問に答える形式の2部構成。私には米や酪農など農業についての質問をいただきました。食料も農業も支える予算も本気も、自民党政治にはなさすぎると強調しました。

 そもそも食料は命の源。食料軽視は命軽視です。農家が「令和の百姓一揆」と称して立ち上がるなか、消費者もあわせて大きな世論にして、「食べるに困らない日本」へと変えていきたい。

 しばらくぶりに教育系学生ゼミナール活動の仲間と会えたり、道教育大釧路校・三宅信一先生の退官記念誌をいただけたりと、驚く出会いもあった1日。明日は郡山市・仙台市です。

 【今日の句】関税に 敏感なほど くらしにも

2025年4月4日金曜日

あらためて多喜二に学んで

 今日は知事選の真っ只中・秋田県へ。つどいを開いてくれた大館市は小林多喜二の出生地で、開始前には母・セキさんの生誕碑も訪ねました。会場いっぱいに集まっていただき、私も汗をかきながらの訴えとなりました。

 多喜二が北海道小樽市へ移ったのは4歳の時。それまでは大館市(旧下川沿村)で、小作農だった親のもと幼少時代を過ごしました。大館市で、どのような風景を見ながら過ごしたのでしょう。

 時間の関係で多喜二の碑まで見れず残念。今度の機会にします。セキさんの碑も民家の近くにあるため、写真はプライバシーの点から控えさせていただきます。

 つどいは今泉まき子大館市議が司会を務め、党北鹿地区委員長の板垣淳・北秋田市議があいさつ。久留嶋範子大館市議も見えられました。

 6日投票の知事選挙で、日本共産党は猿田和三候補を支持し、たたかっています。藤本友里県委員長が報告もされました。激戦になっており、支持を広げてくださるよう私からもお願いします。

 私からは自己紹介に始まり、日本共産党の「ホンモノの改革」の具体的な中身、トランプ米大統領による「相互関税」をどう見るか、日本に必要な外交姿勢などを話しました。

 時間いっぱいまで多くの質問が出されたのもありがたい。ズバリ「日本共産党が伸びれば何ができますか」という質問には、「消費税減税が前へ進みます」と答えました。

 そもそも衆議院では、昨年の総選挙で多くの野党が消費税減税を訴えました。少数与党なのですから、今でも変化はつくれるはずなのです。しかし、維新や国民民主が自民党を助けていることが、国民の切実な願いの実現を阻んでいます。

 やっぱり、自民党政治に大元から切り込む党が伸びないと。あらためて多喜二にも学んで、私も不屈にがんばります。

 【今日の句】どの町も 不屈の党が 根を張って

2025年4月3日木曜日

演説会のお知らせ

 北海道・東北・北関東で私が参加する4月の演説会などです。配信があるものは、各県ホームページなどでご確認ください。お近くの方は、ぜひ足をお運びくださいね(変更の場合もあります)。バナーは大宮・札幌・仙台だけを紹介しています。

 5日(土)14:00 岩手県民会館
  【山下よしき副委員長、高橋ちづ子前衆院議員(衆院比例予定候補)、はたやま】

 6日(日)11:00 JR郡山駅西口広場
  【穀田恵二前衆院議員、高橋ちづ子さん、小山田ともこ県選挙区予定候補、はたやま】

 12日(土)1400 JR大宮駅西口
  【志位和夫議長、伊藤岳参院議員、はたやま】

 15日(火)10:30 くりやまカルチャープラザEki
       13:30 岩見沢市まなみーる
  【宮内しおり道選挙区予定候補、はたやま】

 19日(土)14:00 JR札幌駅南口
  【山添拓政策委員長、宮内しおりさん、はたやま】

 20日(日)14:00 JR旭川駅前
  【紙智子参院議員、宮内しおりさん、はたやま】

 26日(土)14:00 仙台市・アエル5階多目的ホール
  【山下よしき副委員長、高橋ちづ子さん、はたやま】

 残念ながら時間が重なって行けない地域もあります。地元の日本共産党に、お問い合わせください。多くの方のご参加をお待ちしています。

 【今日の句】春らしい 天気を願って 待ってます

2025年4月2日水曜日

あたたかいネットワークを地域に

 今日は北海道安平町での入党懇談会。次々と参加が広がったため、「語るつどい」のように活発な意見が交わされました。入党者も迎えられて嬉しい。米政策と農家の現状、物価高と消費税減税、報道の自由と戦争など、モヤモヤした思いが広がっているんですね。

 今年に入って入党したという50代の党員も参加。進行を務めた三浦恵美子町議が、同世代や働く世代と結びつくなかで仲間を迎えているのです。今日も「無党派だけど」という、私と同世代の方が参加してくださいました。

 安平町は鉄道の町として栄え、今は農業が基幹産業です。昨日も書いたように、JR北海道は廃線を進め、あわせて地域の疲弊も進みました。農業は米に象徴されるように「つくっても食えない」状況で、後継者不足も大きな課題になっています。

 「今度の参院選は大事だね」との声もありました。もう自民党ではダメだ、との思いが広がっています。しかし、企業・団体献金の存続を認める国民民主や、医療費削減を進める維新が、自民党政権の補完勢力ぶりを示しています。

 本当に自民党政治を変えるには、日本共産党を大きくするのが一番です。「それぞれの『共産党推し』の一言を言えるようになったらいいね」と三浦町議。参加者一同、うなづきあいました。

 入党された方は高齢ですが、ずっと日本共産党を応援してくれていました。「もう年だから」と謙遜されていましたが、生活苦が広がるなか、つながりを生かして困っている声をぜひ聴いてほしい。その呼びかけに応えてくださり、本当に嬉しい限りでした。

 あたたかいネットワークが地域に広がれば、必ず政治も変わります。ぜひ、いっしょに日本共産党へ。

 【今日の句】モヤモヤも 集まり語れば 意欲へと

2025年4月1日火曜日

粘り強く声を上げてきたからこそ

 昨日に続き札幌市中央区で「しんぶん赤旗」お勧めにまわり、消費税廃止各界連・北の鉄路存続を求める会の宣伝、「いちの日」行動にも。冷たい風が強く厳しくも、これより寒い日はあったぞと自分を励ましながらマイクを握りました。

 赤旗を購読された方は「自民党はどうしようもないけど、野党も頼れないな」から話が始まり、「共産党も、議席が増えても続かないもんな」。私が当選したときも自力と議席数とのギャップが課題で、だから党員や赤旗読者を増やすことが大事なのです。

 1989年に消費税が導入されて、今日で36年になりました。社会保障のためというのが理由だったのに、訪問介護の報酬は減らされ、高額療養費での患者負担も増やされようとしたり。一方で法人税などは減税され続け、結局は大企業優遇の財源と化してきました。

 消費税減税・インボイス廃止の署名に応じる方も多く、東京から来たという方も。物価高騰への不安もあり「そのうち米も贅沢品になってしまうかも」との話も、冗談に聞こえません。ずっと消費税廃止をと声を上げ続け、さらに世論を広げなければと痛感です。

 また今日は、国鉄が分割・民営化されてJR各社が発足した日。38年になりました。国鉄は1949年の発足なので、JRという経営形態でも同じ年月が経ったことになります。国鉄の時代を知らない若い人も多いでしょう。

 そもそも「いちの日」行動は、新しいJR各社へ採用されず職場を追われた労働者の争議支援として続けてきたもの。北の鉄路存続を求める会の宣伝には、当時から声を上げ続けてきた先輩たちが並んでいるのです。

 今日からJR北海道は運賃が上がり、通学・通勤定期も大幅な負担増に。新幹線の札幌延伸も展望が見えないほど延期となり、その分の工事費で道民負担が増していきます。並行在来線のあり方を含め、立ち止まって延伸の是非から議論し直すときではないのか。

 その後の「いちの日」行動では、恵和会労組や自交総連からの報告や、札幌市の敬老パス改悪についても報告があり、最後は全員で団結がんばろう。各行動でいっしょに参加した宮内しおり道選挙区候補と、私たちも声をあげました。

 【今日の句】減税は ポーズばかりの 総理かな 

2025年3月31日月曜日

企業・団体献金は禁止こそ

 宮内しおり道選挙区予定候補と定例宣伝を終え、今日は札幌市中央区へ。「しんぶん赤旗」の購読を広げ、入党者も迎えることができました。異動などがあるため、購読者を増やすのに懸命となる今月。明日が締める日ですので、ぎりぎりまでがんばります。

 入党された方は、以前の選挙でアナウンサーも務めました。「共産党は遠慮しないで、いろんな人ともっと話したらいいのに」と思っていたとのこと。入党にはハードルが高かったそうですが、最後は入党記念の撮影をするほど盛り上がり。私も元気をいただきました。

 地域をまわると、切実な声が寄せられます。「灯油代だけで数万円もかかり、年金生活者には厳しい」「働いていても、家計の余裕がない」「こんなに軍事費ばかり増やして、これからの日本が心配」など、もう自民党には任せられないとの声が圧倒的。

 仕方なく自民党候補の応援をしたことがあるという女性は、候補にならないかと声をかけられたそうです。「でも、まわりは利権がらみの男性ばかりで、そこで自分は使われるだけと思って断った」とのこと。金と利権にまみれた古い政治は、こうして支持を失ってきたのです。

 ところが国会では、企業・団体献金の存続で自民・公明・国民民主が合意したとの報道が。規制を強化するといいますが、これまで何度も骨抜きにされてきたのではないか。衆議院では少数与党なのに、国民民主が合意した責任は非常に重い。

 きれいな政治の実現には、やっぱり日本共産党が伸びてこそ。明日もがんばりたい。

 【今日の句】存続に 国民民主も すり寄りか