2011年4月6日水曜日

「ただちに」ばかりが不安に感じる

 コウナゴから基準値を超えるセシウムが検出され、漁業者も出漁ができない状況に追い込まれました。

 全漁連が東京電力に抗議し、国は補償の検討を始めましたが、事態の深刻さを深く認識してほしい。

 常に政府からは「ただちに人体に影響はない」と発信されますが、「ただちに」なくても「これから」ある可能性は否定していないわけです。

 くり返し「ただちに」と言われ、しかし事態は深刻化し、情報も小出しに‥‥では、国民が政府の情報を信頼できなくなります。

 1号機70%、2号機30%、3号機25%もの燃料が損傷したとの、東京電力の発表もありました。

 一方で、政府は年間被爆限度量の引き上げまで検討しているとか。

 「ただちに」の基準を、広げていることが不安なのです。

 危機管理がこれで正しいのか、強く疑問を持つのは私だけではないと思います。

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