2013年4月16日火曜日

道東地方は、TPPでも消費税でも怒っている

 今日から3日間は道東方面で、佐々木りょう子さん(釧根地区・国会議員団事務所長)と宣伝や懇談に回ります。JRで釧路市に着き、鶴居村→弟子屈町→標茶町と移動してきました。

 鶴居村では街頭宣伝のほかに、大石正行村長さんにも表敬訪問。

 出された心配の1つが、やっぱりTPP。

 同席した及川満浩村議から「以前は150戸ほどの農家」がいたと聞きましたが、今は半分ほどになったとのこと。

 釧路管内の自治体などで、各政党にも陳情に回っていて、大石村長さんも党釧根地区に先日、来られたそうです。

 「どうなるんでしょうね」と、話される言葉は不安ばかり、という感じでした。

 弟子屈町では小川義雄町議から、TPPによる町への影響試算をいただきました。

 何と弟子屈町でも、打撃は57億円!

 宣伝途中で雨が降りましたが、弟子屈を壊すTPPは阻止しましょうと訴え。

 標茶町は夕方に着いて、深見すすむ町議と商店をお邪魔しました。

 お聞きしたのは、消費税増税の影響。

 「8%に上がったら、この辺の商店はみんな店を閉めてしまうよ」と店主さん。

 経営は苦しくても、商工会で話し合って商店のない集落へ、10店ほどで「出張」し公民館で商品を並べて買ってもらう、との取り組みも進めています。

 車を持たず買い物に行けない高齢者にとっては、とても楽しみな出張販売。

 町としてもガソリン代の補助を出しているそうですが、地域商店街を支える予算が、国も北海道もあまりに少ないんです。

 経営環境が苦しくても、小さい町では自分が店を閉めたら町も寂れるし、待ってる人の笑顔があるから--との思いで、店を開けているとも伺いました。

 それなのに消費税増税だなんて!

 鶴居も弟子屈も標茶も、決して大きい町ではありません。

 どこでも、懸命に働き町をつくってきた方々がいます。

 小さい町を切り捨てる「構造改革」の政治が、また安倍政権のもとで拡大再生産されそうです。

 食い止める力として、そして一緒に打開策を考えていける日本共産党を大きく!

 株でもうかる富裕層や大企業ばかりに明日の光が見える政治でなく、多くの国民に明日の光が見える政治にしなければと、心から思います。

 【今日の句】 激痛の 消費税の矢 へし折って

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