敦賀原発は直下に「活断層」があると認定され廃炉が濃厚、もんじゅは点検1万件が不適切で再開中止‥‥さて北海道では、泊原発はどうなのでしょう。
泊原発から15km沖に活断層があると、研究者から指摘され続けてきました。
また敷地周辺に破砕帯があるとの指摘もされ、これは調査も必要となるでしょう。
北電のストレステストによれば、北海道南西沖地震の規模の地震が近くで起きたら、ガル数からして耐えられないのではないか、との懸念があります。
敦賀原発・日本原電にしても、活断層調査が遅いと規制委員会から指摘されていて、何か不都合なデータがあるのではと疑いたくもなります。
北電にしても安全性を最優先にするなら、研究者の指摘を受けたデータなどとの突き合わせも当然すべきでしょう。
そこが明確でないから、国民の原発への不安は増すことになるのです。
敦賀だけでなく、敷地内を活断層が走っていると調査対象になっている原発が5つあり、そもそも地震大国の日本に原発立地可能な地域など、あるのでしょうか。
天災にしても、人為的なミスも、いつ起こるかわかりません。
もちろん、どんな発電所でも事故は起きるでしょうが、原発は被害が特異なのです。
止めていても核燃料は残っているし、万全な安全対策が必要です。
こうして見ると、原発は不安定な存在であり、高コストな発電方法ではないのでしょうか。
今日は釧路から札幌へ移動し、夜には全札幌の党の決起集会。
参議院選挙勝利へ、私が「団結がんばろう」の音頭を取って、心一つに力を尽くすことを確認しあいました。
【今日の句】 撤回を せずに反省 などあるか
はたやま和也さん、おはようございます。
返信削除記事拝見しました。ほぼ共感します。
共産党員ではない、脱原発派の人間から今思うのは、ことし7月の参議院選挙です。
参議院の北海道選挙区(昔風に言うと「地方区」)の回線数は、2。
中央政界では、まっとうな脱原発勢力といえる「みどりの風」「未来の党」の合流の動きもあります。
「みどりの党」という新興勢力もあります。
定数2を、自民と民主の指定席にしてはなりません。
共産党さんは、参議院選をたんなる「党勢伸長」の一環とお考えですか。
日本で一番古い政党です。
共産党が主導することによって、脱原発での統一候補擁立の可能性を探ってもらいたいと思います。
すでに、候補を内定しているからできない相談でしょうか。
原発を止めるには、大同団結する必要性があります。
(各種世論調査では)国民の多数が脱原発を望んでいます。議会に代表をおくることが何よりです。
びとうさとし
びとうさん、コメントありがとうございます!
返信削除本題ですが、共同候補には「ルール」が必要で、党としても以下の見解を持っています。
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国政選挙での政党間協力の基本的あり方については、中央レベルで協議し、①内政・外交を
含む国政の基本にかかわる一定の包括的な政策を明記した政策協定、②共同の候補者や選挙協
力を具体的にどう進めるかなどの内容を含む組織協定――について、対等・平等で、候補者調整
などもギブアンドテイクの原則にもとづいておこない、国民に公表して協力する。
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しかし現在、このような協定を日本共産党と交わそうという政党が存在しない状況です。
私たちは、原発ゼロの一点で国民や団体・政党との協力・共同を惜しむものでありません。
同時に、本気で原発ゼロへ取り組むうえで、責任ある態度を貫きたいと考えています。
原発ゼロには、特に経済界・電力業界とアメリカから、強烈な圧力がかかるでしょう。
それに負けない政党・議員との共同でなければ、国民に責任を果たせないことになります。
現職議員でない私なので責任を持った言い方はできないのですが、国会では共同・団結も
進めているはずです。
2003年に札幌市長再選挙で「候補擁立は間違いだった」と、選挙活動を停止した経験も
ありますが、それ以来(少なくとも私は)候補擁立や私自身の立候補には、きちんとした
基準を持ってきたつもりではあります。
同時に、そうだとしても、多くの方から意見を伺うことは当然だと思っていますので、
ぜひ忌憚なく、またご意見をお寄せください。