2013年8月1日木曜日

生活保護削減は、国民全体の問題

 根室市議選挙の決起集会に向かう前に地区委員会に立ち寄ると、地区委員長さんが電話につきっきりとなっていました。

 どうやら中身は、今日から始まった生活保護費の削減。
 今後3年間にかけて、物価下落分だという理由のもとに、10%もの削減です。

 でも実際は保護費膨張を抑えるためであって、国民の生活を守るという国の責任は放棄された格好です。

 特に、最もお金が必要となる子どもがいる世帯で削減が大きい。

 ぜひ多くの方に知ってもらいたいのは、受給者だけでなく「負の連鎖」が国民全体に広がるということ。

 この基準をもとにした就学援助や、最低賃金の引き下げや現状維持の圧力となるでしょう。

 生活困窮者が、さらに困窮する。

 政府は、日本共産党の質問で、就学援助などに手当をすると答弁していますが保障は何もありません。

 このブログを読まれている方や、まわりの方で困っている方はいませんか?

 不正受給が問題と言われても、実際は1%にも満たないという状況です。

 心身を壊し、満足な労働環境もなく、あるいは年金が少なすぎるなど、保護を受けざるを得ない方が圧倒的多数です。

 雇用環境の改善や、無年金・低年金の解消などを、政府が急ぐべきだと思います。

 不服審査請求など当事者が声を上げ始めています。

 大きな世論に、していかないと!

 さて、今月25日告示の根室市議選は、日本共産党から現職の神ただし・すずき一彦・橋本りゅういちの3人が立候補を予定しています。

 過去最高となる議席占有率をめざして、大激戦となる様相。

 領土問題を抱える地で、産業・経済、くらし・福祉分野での、日本共産党市議団の実績と活動はバツグンです。

 私は道委員会として、参院選後の国政の状況と、この間の中間選挙の教訓などを含めた報告。

 最後は団結ガンバロー!

 政府が国民負担を続けるなか、真っ向から対決して対案を示す日本共産党を、根室でも必ず大きく!

 【今日の句】 聞こえてる? くらしの声を 安倍首相

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