2013年8月8日木曜日

聞くのなら 「有識者」より 民の声

 安倍首相が消費税増税の判断にと、有識者会合を開くよう指示したようです。甘利経財相は、首相の判断は「9月下旬から10月上旬の間」と述べました。

 今日の「しんぶん赤旗」の「北海道・東北のページ」には、仙台七夕まつりでの「消費税川柳」の吹流しが紹介されています。

 これは、生協、日専連、百貨店協会、宮商連など宮城県内68団体と個人による「消費税率引き上げをやめさせるネットワーク宮城」が取り組んだもの。

 その川柳を見ると--

 復興の 足元すくう 消費税

 税アップ 購買意欲が 即ダウン

 消費税 増税した分 どこへ行く

 --などなどに、「デフレより 仮設脱出 最優先」と復興を願う作品もあるとか。

 有識者会合で、このような庶民や業者の声は、反映されるのでしょうか。

 そもそも、何で消費税を増税するのか。

 参院選で、安倍首相が何か語りましたっけ‥‥?

 消費税を上げて、社会保障が良くなるでしょうか。

 生活保護削減が始まり、年金も10月から段階的に削減。

 病院代も70~74歳の1割負担が、2割負担へと計画されています。

 介護は、要支援の方は「地元自治体でやってくれ」と保険外し。

 税アップ アップアップの 暮らしかな

 それなのに、安倍政権は大企業への投資減税を検討中。

 先日、円安効果もあり上場企業は大幅に利益を上げている、と報じられていたのに!

 消費税増税による景気の腰折れも確かに心配ですが、庶民に対する戦後最大の負担増にこそ、大きな問題があると思います。

 安倍首相、「有識者」の意見を聞くなとは言わないけど、ただでさえ暮らしに困っている国民の声こそ聞くべきです!

 今日は党地区委員長さんが集まる会議でしたが、参院選の躍進を力に、さらに安倍政権の暴走を止めるためにがんばろう、と確認しました。

 【今日の句】 上げるなら 消費税より 賃金を
          上げるなら 消費税より 年金を

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