2017年3月23日木曜日

もっと大きな声に

 籠池氏の証人喚問、私は本会議での代表質問に、農水委員会では種子法廃止反対‥‥とても全部書ききれないので日本共産党HPを!

 農水委員会のため証人喚問はニュースで見てる限りですが、多くの「登場人物」が出てきて、真相解明は始まったばかりと思いました。

 小池書記局長が記者会見で、①安倍昭恵氏とのかかわり、②国有地払い下げの政治家の関与、③8億円値引きの「大きな力」の解明--のためには、新たな証人喚問が必要になると述べました。

 明日は参院予算委員会で、総理出席のもとの集中審議(NHK中継あり!)ですので注目ください!

 さて農水委員会では、主要農作物種子法の廃止法案が自民・公明・維新の賛成により可決されました。

 農業機械化促進法の廃止法案は修正案が出されて、日本共産党以外の各党の賛成で可決しています。

 種子法は、共産・民進の全質問者が「廃止は納得できない」との立場で取り上げて、農水省は同じ答弁を繰り返すのみとなりました。

 私は、あらためて議論の経過などを問いました。

 「採種農家など関係者から意見を聞いたか」--大臣は政府・与党での議論の経過を答弁しましたが、関係者などから意見を聞いたとの答弁はなし。

 「規制改革会議でも、この10年間で種子法廃止の議論はあったか」--政府参考人から、種子法の議論は1度あったものの廃止の議論はなかったことが明らかに。

 「それなのに、いきなり廃止するのか。会議のなかで民間に『配慮』のため廃止すると言っている。行き過ぎだ」

 「種子に対する公的責任を放棄するのか」--大臣は、もろもろをあげて「公的責任は廃棄されない」と断言。

 12分ほどなので絞った中身にしましたが、同僚の斉藤和子議員はじめ民進党議員も強力に反対論を展開していました。

 とはいえ採決・可決と進み、与党が3分の2を持つ状況に悔しい思い。

 やっぱり、政治的力関係を変えなければ!

 話が前後しますが、本会議での質問も後に予算委員会(証人喚問)が控えていることもあり、大臣も答弁が早口になったことと、答弁を求めた麻生大臣が「はたけやま議員にお答え‥‥」と述べたことに、なんだかな‥‥という気持ち。

 とはいえ山本農相答弁では、農業競争力強化のために、事業再編・参入に外資も含まれる(!)と重大答弁があり、しっかり委員会で質さなければなりません。

 このように緊張状態が続く国会ですが、ぜひ多くの方に関心をもって注視してほしいのです。

 そして「おかしい」と思ったことは、どんどん声や形に!

 【今日の句】 強引な政権 ツケがやってくる

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