2021年4月6日火曜日

欠かせない議席

 失った日本共産党の議席回復をめざした中富良野町議選は、無投票のため佐藤和三さんが返り咲きました。第一声ではご近所の激励もあり、佐藤さんへの信頼の厚さを実感しました。よかったです。

 前回の選挙で落選した後も、すべての町議会を傍聴してきた佐藤さん。佐藤さんが現職だった前期4年間では、委員会質問数の実に27%が佐藤さんだったそうです。佐藤さんが落選し、町議会では緊張感がなくなったとの声が聞かれるようになりました。議会の活性化や議論を深めるうえで、佐藤さんの議席は欠かせなかったのです。

 質問を通して実現できたことも数多い。上川管内では3番目に中学生までの医療費無料化を実現し、住宅新築の際の合併浄化槽における補助制度を存続、農家後継者支援の前進、町立病院への乗り合いタクシー無料化など、町民が住みやすい町づくりにと尽力してきました。それでも5年間で400人近い人口が減ってきたもとで、佐藤さんは第一声で「循環型の町づくりに力を入れたい」と強調しました。町の産業は何より農業、そして観光業です。自然を生かした町づくりへの情熱は、農家として過ごされてきたからでもあります。

 無投票とはいえ、あらためて町議会で役割を果たせることになったことは本当に嬉しい。日本共産党の地方議員が増えることは、いい町づくりにつながるのだと確信しています。いっしょに力をあわせて国政へも願いが反映できるよう、私も議席回復にがんばりたい。

 【今日の句】それまでの 努力を見てる 人がいる

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