今日は芽室町・帯広市で街頭演説を中心に。芽室町ではトランペットで迎えていただき、帯広市では「がんばって」と募金も。励みになります。芽室町では堀切忠町議、帯広市では稲葉典昭・杉野智美・大平亮介の各市議、前市議の播磨和宏さんが司会をしてくださいました。
帯広市でも先日、保育施設でクラスターが発生し、広がっている心配の声。聞いてくださる方の目も、これまで以上に真剣さが伝わってきます。政府が「原則自宅療養」としたこともあり、東京で在宅死が広がっていることへの関心も高い。決して他人事ではないし、どうすればいいのかとの思いが強まってきていると街頭でも伝わってくるのです。
日本共産党は志位委員長名で「コロナから命を守る緊急提案」(こちら)を発表しました。●「原則自宅療養」の方針を撤回し、症状に応じた必要な医療が提供できるようにすること。そのために医療機能を強めた宿泊療養施設や臨時の医療施設などの増設・確保、また医療機関への赤字補てんと医療従事者の待遇の抜本的改善、●感染伝播の鎖を断つための大規模検査、●パラリンピック中止、子どもの観戦動員中止-ーです。
街頭演説の後に、市民のみなさんとの「つどい」でも不満が次々と語られました。「私は病気で片肺になったため、コロナ感染は命にかかわる。菅首相から命を守る気が、まったく見られない」「デイサービスで会った友人とも、話題は決まってコロナ関係。なんで五輪なんかしたのかと今でも言っている」など、話が止まりません。
大学生と語り合う時間もありました。オンライン講義と対面講義とが併用というなか、1年生は「もうこれが当たり前のようになってきました」と苦笑い。準備していたサークル活動の企画もできなくなって、いろんな体験ができる青春時代がこれでいいのかと、話を聞きながら痛感しました。一昨日、帯広市での食料支援会場には80人もの学生が訪れたといいます。
1年以上も食べるに困っている学生がいることに、政治家が胸を痛めなければおかしい。私の学生時代も白米と缶詰で済ませていたことはありましたが、今はそれすらもままならないうえに休学・退学を考える学生もいます。政府として国産米などを買い上げて食料支援につなげるとか、緊急的にでもできないのか。
政府の取り組みが国民の実態にかみ合っていないと、各地をまわるたびに痛感します。明日は池田町から南下して広尾町まで。日本共産党の政策など訴えるとともに、各地の切迫した実態を聞いて、しっかり反映していきたい。
【今日の句】緊急時 総理は国会 なぜ来ない
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