2021年10月25日月曜日

これでは農業に展望が見えない

 快晴に元気をもらい、今日は道内有数の米作地・空知管内から旭川市へ。米価下落で農家が苦しんでもコメの輸入をやめない、株価下落は買い支えても米価下落は買い支えない、こんな政治を変えなきゃいけない。

 自民・麻生副総裁が「温暖化したおかげで北海道のコメはうまくなった」と発言したそうですが、そもそも気候危機を容認する姿勢や、北海道民が温暖化を喜んでいるような発言は許されない。これほど美味しいコメがつくれるようになったのは、農家や研究機関などが土づくりや品種改良の努力を重ねた結果なのです。

 さらに重大なのは、米価暴落で苦しむ農家に心を寄せるのでなく、輸出でがんばれと政治の責任放棄を正当化していること。こういう政治だから農業を続けることに安心を持てず、新規就農が増えないのです。この政治を必ず変えたい。

 今日のスタートの長沼町では10区市民の会のみなさんがギターを鳴らして「選挙に行こう」と盛り上げてくださり、岩見沢市では後援会から必勝祈念の折り鶴もいただきました。「もう一歩、広げてください」と訴えると「わかったよ!」との合いの手もありがたい。

 農林漁業を続けるためには、安定した価格保障と所得補償が不可欠です。胆振東部地震の際に、被害に遭った農家から「それでも農業を続ける」との言葉を聞き、地域・食料・命の土台を守っているところに政治が責任を負うべきだと痛感したのでした。

 各地で地方議員・予定候補のみなさんも駆けつけ、旭川市でも真下紀子道議や党市議団がいっしょに市民へアピール。真下道議は昼に西川将人6区候補の応援に行ったとかで、共闘が日に日に強まってきています。政権交代へ向けて、そろって勝ち抜きたい。

 明日も旭川市から上川管内、夜は北見市で菅原まこと道12区候補との屋内演説会です。選挙戦も折り返して後半、最後まで元気に訴えぬきます。

 【今日の句】下支えあって 農家はがんばれる

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