北海道電力の株主総会に先立ち、脱原発をめざす北電株主の会・道原発連がおこなった宣伝行動に参加。泊原発は安全性の問題だけでなく、北電の経営も圧迫する「金食い虫」となっています。廃炉へ進み、再生可能エネルギーへの転換をとの訴えが次々とありました。
宮内しおり道選挙区予定候補も参加し、党を代表して私が連帯スピーチ。政党では社民党・れいわ新選組からも参加されました。報道各社も多く駆けつけ、夕方のニュースなどでも報じられました。「株主の会」は10議案を準備し、原子力事業からの撤退や海底活断層の再評価、情報の透明化などを提案したとのこと。いずれも否決されましたが、公益企業としての北海道電力にとって重要な提案ばかりのはずです。
収益を圧迫している安全対策費等は1兆円を大幅に超えたことを、昨日の道議会で真下紀子道議が明らかにしました。新たにつくる核燃料輸送の港は完成に4年かかるとされ、さらなる費用の増加も懸念されます。
その費用は電力料金として、道民へはね返るのではないか。齊藤社長は、規制委員会から再稼働への正式合格を受けた後に、電気料金の引き下げの見通しを示したいと述べたとか。現状では引き下げの見通しはない、と言っているようなものです。福島第一原発事故は収束していないし、「核のごみ」の処分方法も決まらないまま。持続可能な未来を望むなら、原発の再稼働が本当にいいことなのか。再生可能エネルギーの推進と原発ゼロの政治決断をと、くりかえし訴えていきたい。
【今日の句】原発に 頼らぬ未来 できるはず
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