釧路市での演説会を終えて、紙智子参議院議員と飛行機で札幌に向かうはずが‥‥雪で欠航! 別の便に乗り換えましたが、冬の北海道は移動ひとつも大変なんですよね。
釧路に着いてすぐ、佐々木りょう子7区予定候補も一緒に街頭宣伝をし、演説会は立ち見せざるを得ない人も出るほど会場がいっぱいになりました。
釧路市長候補として大奮闘された中家はる子さんも、ごあいさつされました。
私からはTPPや原発、医療問題などと合わせ、学力・教育の問題も話しました。
釧路市では、日本共産党以外の市議による、全国でも例のない「学力向上基本条例」が準備されています。
中身は学校だけでなく、罰則はないものの家庭も責任を負うというもの。
主権者として、社会のなかで自分の持つ能力を生かすうえで、基礎学力は必要だと私も思います。
子どもたちも、わかりたいと思っている。
先生たちも、わかるように教えたいと思っている。
学力テストをドンドンやって結果を公表し、競争をあおるだけでは学力は向上するものではないと思います。
わかるまで教えるには、1クラスの子どもの数が多すぎます。
子どもと接する時間をつくるには、教育委員会などからの報告が多すぎます。
学力向上を願うなら、学力世界一のフィンランドのように少人数学級や教員の増員こそが必要です。
国政を見れば、野田首相は党首討論で自民党・安倍総裁の教育への考えを持ち上げましたが、とんでもない。
教育基本法を改悪し、管理・統制を強めた張本人が当時の安倍首相だったのではないですか。
維新にしても、東京や大阪で教育現場の管理・統制を強めてきたのは、ご存知のとおりです。
どの問題もそうですが、教育問題に限ってみても、第三極も第一極もなく、そろって「子ども抑え込み大連合」だと私は思っています。
釧路教育大で育ててもらった私として、この動きは止めなければならない。
教育環境の整備こそ、政治・行政の一番の責務です。
原発やTPP、消費税などとともに、教育問題も重大な「岐路」が問われる総選挙だと私は思います。
本当に子どもの健やかな成長と、持ってる可能性を広げることができる教育行政の転換を!
【今日の句】 来月は 雪の選挙と 身構えて
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