2014年6月6日金曜日

私が道庁前で言いたかったこと

 道庁前の反原発抗議行動も今日が100回目。区切りの日なので参加したかったのですが叶わず、今日行けたら話したかったことを書きます。

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 100週間も行動するなんて、やっぱりスタッフのみなさんの粘り強さに感服です。

 数えてみたら私は3割くらいしか参加できてませんが、心だけはつながっていたつもりです。

 区切りの日なので、そもそも、なぜ私は原発に反対なのかを考えました。

 1つは「おっかない」ということです。

 北海道と同じように、私の生まれた石巻市も怖いことを「おっかない」と言います。

 今も両親が住む石巻の家は、女川原発から直線距離で10数kmです。

 女川原発も、地震と津波で電源が失われて1つしか残りませんでした。

 福島で住む人の悩みも、避難されている方の悩みも、どこまで私は知っているんだろうかと考えることがあります。

 しかし、自分の両親、家族が高度の被爆に直面していたかもしれない事実を、私は経験しました。

 ただでさえ連絡が取れなかったのに、原発事故まで重なっていたらと思うと、もう「おっかない」以上の気持ちがこみ上げます。

 「おっかない」から反対する--これだけでも、私は反対するのに十分な理由だと思います。

 安心度が高い道があるのなら、それを選べばいいだけです。

 節電もして、研究も産業も新しい方向へシフトできるのなら、その方がいいに決まってます。

 もう1つ、私が原発に反対する理由は、未来に責任を負えないということです。

 誰が核のゴミを片付けるんですか。

 うちの3歳の息子が、おもちゃをよく出しっぱなしにします。

 そのたびに父親の私は「きちんと片付けなさい」と言ってます。

 でも核のゴミは、どんな大人だって片付けることができません。

 自分の子どもに「借金を残したくない」とか言う方がいます。

 それなら核のゴミだって、同じなのではないのでしょうか。

 責任ある大人が「現実的に考えて」とか言って、原発の必要性を説く姿に私は納得いきません。

 核のゴミが処理できないことこそ、現実なのではないのでしょうか。

 だから私は再稼動には反対だし、原発はなくすべきだと思います。

 再稼動反対!

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 最後までお読みいただき、ありがとうございました☆

 【今日の句】 官邸の 横に原発 建てたらば

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