道庁前の反原発抗議行動も今日が100回目。区切りの日なので参加したかったのですが叶わず、今日行けたら話したかったことを書きます。
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100週間も行動するなんて、やっぱりスタッフのみなさんの粘り強さに感服です。
数えてみたら私は3割くらいしか参加できてませんが、心だけはつながっていたつもりです。
区切りの日なので、そもそも、なぜ私は原発に反対なのかを考えました。
1つは「おっかない」ということです。
北海道と同じように、私の生まれた石巻市も怖いことを「おっかない」と言います。
今も両親が住む石巻の家は、女川原発から直線距離で10数kmです。
女川原発も、地震と津波で電源が失われて1つしか残りませんでした。
福島で住む人の悩みも、避難されている方の悩みも、どこまで私は知っているんだろうかと考えることがあります。
しかし、自分の両親、家族が高度の被爆に直面していたかもしれない事実を、私は経験しました。
ただでさえ連絡が取れなかったのに、原発事故まで重なっていたらと思うと、もう「おっかない」以上の気持ちがこみ上げます。
「おっかない」から反対する--これだけでも、私は反対するのに十分な理由だと思います。
安心度が高い道があるのなら、それを選べばいいだけです。
節電もして、研究も産業も新しい方向へシフトできるのなら、その方がいいに決まってます。
もう1つ、私が原発に反対する理由は、未来に責任を負えないということです。
誰が核のゴミを片付けるんですか。
うちの3歳の息子が、おもちゃをよく出しっぱなしにします。
そのたびに父親の私は「きちんと片付けなさい」と言ってます。
でも核のゴミは、どんな大人だって片付けることができません。
自分の子どもに「借金を残したくない」とか言う方がいます。
それなら核のゴミだって、同じなのではないのでしょうか。
責任ある大人が「現実的に考えて」とか言って、原発の必要性を説く姿に私は納得いきません。
核のゴミが処理できないことこそ、現実なのではないのでしょうか。
だから私は再稼動には反対だし、原発はなくすべきだと思います。
再稼動反対!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました☆
【今日の句】 官邸の 横に原発 建てたらば
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