2日続けて矢臼別関連で‥‥昨日、別海町中心街でおこなった米海兵隊移転訓練反対!全道集会。前日の盆踊りの熱気が覚めやらず、熱い集会となりました!
オープニング前に松平晃さんのトランペット、うたごえ交流、こぶし座の太鼓などで、だんだん気分も高まります。
川瀬牧場からのバスも到着して、私が主催者あいさつをおこないスタート。
紙智子参議院議員の情勢報告、畑田重夫さん(91歳!)の特別報告で、さらに情勢の重みを知ります。
畑田重雄さんは有名な「徴兵は 命かけても 阻むべし 母・祖母・おみな 牢に満つるとも」の短歌を紹介しました。
今まさに、平和か戦争かの分かれ道。
政治学者の畑田さんらしく、前日からの話と合わせて平和運動の原点を話されました。
教員だった私からすれば、その原点は「教え子を再び戦場に送るな」。
この言葉が、これほど現実味を帯びたスローガンとして現れるとは。
デモ行進には、他の方が見たには「涙を浮かべて手を振っていた方がいた」とか。
たぶん別海町には馴染みのないドラムが鳴り響くデモだったかと思いますが、私たちの真剣な思いが伝わったのなら嬉しい限り。
演習場を抱える町として、交付金やら隊員との結びつきやらで、口に出しにくいこともあるでしょう。
それでも、隊員を戦場に送ってはならないという気持ちは一緒。
中心テーマは米海兵隊の移転訓練の中止を求めるものでしたが、さらに大きく動く情勢と、大きな政治テーマも問われていくべき時。
ただでさえ昨年、着弾が大きくそれて町民から不安の声が上がった移転訓練。
これからの訓練は、このままでは集団的自衛権を前提にした進め方にもなっていくでしょう。
車で札幌に戻るとき、広い台地と山々を見ました。
別海町の連絡会代表・森高さんの言葉を思い出しました。
「食糧を生み出し命を育む農家こそ、戦争の対極にいる存在です」
そう語り、農家である自分が平和運動を続ける意味を話されました。
軍事費よりも、くらし・福祉にまわせ。
訓練よりも、農地に使え。
平和の原点を学んだ2日間でした。
【今日の句】 戦争は きっとなくせる 道がある
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