2014年10月7日火曜日

卑劣な脅迫やめろ、自由と民主主義を守れ

 北星学園大学を襲う卑劣な脅迫や人権侵害に対して、多くの方が立ち上がりました。日本共産党北海道委員会も、その一翼を担うアピールを発表しました!(以下本文)

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 北星学園大学や家族などへの卑劣な脅しや歴史の偽造を許さず、
 自由と民主主義を守る運動の一翼を担って奮闘する

                    201410月7日 日本共産党北海道委員会

 北星学園大学の非常勤講師に対し、新聞記者当時の取材にかかわって、悪質な抗議や脅迫、家族を標的にした中傷が続けられています。相次ぐ嫌がらせに対応する職員が疲弊したり、学生や保護者にも不安が広がる事態も起きています。大学は9月30日、田村学長名で見解を発表し、大学として「学問の自由・思想信条の自由は教育機関において最も守られるべきもの」「本学に対するあらゆる攻撃は大学の自治を侵害する卑劣な行為であ」ると明言しました。

 意見や考えの相違に対して脅迫や中傷をおこない、家族に対する人権を侵害し、学生や職員をも巻き込みながら大学の自治と学問の自由を壊す一連の動きに、日本共産党は強く抗議するとともに、脅迫に屈することなく自由と民主主義を守る立場を表明するものです。このような卑劣な策動は、ただちにやめることを強く要求します。

 明確な見解を発表した北星学園大学はもとより、弁護士、労働組合、人権団体、市民、政党などが、思想信条の違いを超えて、卑劣な策動を許さない点での共同が始まっています。日本共産党も、その一翼を担って、自由と民主主義を守る決意です。

 この問題の背景には、過去の侵略戦争を「正義の戦争」と言い張り、日本軍「慰安婦」問題を無きものにしようとする勢力が、強固な主張を繰り返していることがあります。この勢力は、いわゆる「吉田証言」が虚偽だったことを理由に、「慰安婦」問題で日本軍の関与と強制性を認め、謝罪を表明した「河野談話」を攻撃しています。しかし、「河野談話」は「吉田証言」を根拠にしていないと作成当事者が証言しています。また「河野談話」は、日本政府が元「慰安婦」から聞き取りをおこない、強制性を認定したものです。日本軍「慰安婦」がなかったかの主張は、国際社会では到底通用しないものです。

 さらに重要なことは、安倍政権が、この勢力の主張を容認する態度を見せていることです。安倍首相は国会で「日本が国ぐるみで性奴隷にしたと、いわれなき中傷が世界で行われている」と、事実上「慰安婦」問題の本質を否定する重大な発言をおこないました。このような発言が、卑劣な策動を進める勢力を助長していることにつながっています。

 日本共産党は、このような歴史の偽造を決して許すことなく、自由と民主主義を守る立場を貫くことを重ねて表明するものです。
                                     以上

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 自分の主張を押し通すために、脅迫や暴力を使うなんて絶対に認められません。

 黙っていたら、脅迫や暴力で社会を動かせるという、とんでもない前例となります。

 そんな日本の、どこが先進国なのでしょうか。

 今日の朝の宣伝から、この内容で私も訴えました。

 自由と民主主義を守る立場で、私も力を尽くしたい!

 【今日の句】 どの論が 世界で孤立 してるのか

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