鉄道会社は安全第一に--この間、発覚してきたJR北海道施設での「落下物」調査に足を運びました。
党道議団(真下紀子・宮川潤・菊地葉子・佐野弘美)と橋本美香・党厚別区委員長とで向かった先は、今月、落下物があった札幌市厚別区の高架下。
6日には、市道交差点で重さ2・5キロのコンクリ片が、軽自動車を直撃。
8日には、国道交差点でサビ片が落下して、車のフロントガラスに傷。
党道議団の求めに応じ、JR北海道は今年だけで20件、2013年から42件の落下物があることを明らかにしました。
2月に、小樽市で最大重量7キロの排水管2個。
3月に、旭川市で同8・2キロの排水管。
4月に、白老町で外壁材10キロ。
6月に、札幌市手稲区で18キロもの転落防止策1枚。
JR北海道は施設の老朽化など明らかにしていたものの、ここまで連続すると資金がないなど言ってる場合ではありません。
これまで国からの財政支援を受けて、どのように対策を講じてきたのか説明する責任が問われます。
命をあずかる鉄道会社として、このまま放置していいのか。
それは国の姿勢としても問われなければなりません。
根本は、国鉄の分割・民営化によって予測された財政的困難を、責任を負うことなく今日に至りました。
高架下を注意して見れば、腐食が進んだところや「うき」(浮き?)と印がついているところも。
北海道の実態は深刻ですが、全国的にも同じような状況はないのでしょうか。
急いで調べなければ。
【今日の句】 安全と 命の重みを いま一度
0 件のコメント:
コメントを投稿