2018年5月12日土曜日

食料自給率200%の北海道でこそ、子どもの貧困なくそう

 下の子が「母の日」の手紙を書いていました。ひらがな勉強中の1年生らしい味のある字でした。

 石巻の母と釧路の義母にも、ささいな食べ物と子どもたちの写真を贈りました。私が子どもの時も手紙とか書いたのでしょうが、まったく覚えていません。そういうものでしょうか。

 気になる記事がありました。北海道が「ひとり親家庭生活実態調査」を発表した内容です。低収入の実態や、一定年収がある家庭は逆に支援策を活用できないとか、もちろん職場で休暇を取りにくいという現実もまとめられていました。

 家庭の姿はそれぞれでも、子どもたちが等しく成長できる環境を準備するのが政治・行政の仕事。ある自民党議員のごとく「3人以上を産んでほしい」と発言するのは論外です。しっかり実態をふまえなければ、と私もあらためて思いました。

 そもそも食料自給率200%の北海道で、子どもたちが満足な食生活を送れないなんておかしい。北海道こそ「子どもの貧困をつくらない県」として、先頭に立つ取り組みが必要だと思います。そのような提言もしていかなければ。

 【今日の句】海外に 売り込むだけが 道じゃなし

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