2018年5月6日日曜日

働くことの誇り

 連休中も仕事だった方がいることと思います。生活費稼ぎに連休も正月も働いていた、大学院生のころを思い出しました。

 派遣会社に登録して、ホテルのレストランで働いていました。朝は早いときで5時から、繁忙期で人手不足のときは昼に一回休んで夕方から22時過ぎまで働き、また翌朝5時には出勤するということもありました。まだ20代で体力もあったときでした。

 両親が食堂を営んでいたこともあり、サービス業は労働時間などあってなきもの、という感覚もありました。自営業だし、固定給という感覚が私の子ども時代にはなかったんですね。働かないと暮らしていけない、という不安も漠然とあったかもしれません。

 とはいえ、利益向上のために働く人を搾り取るような企業など論外です。人間は休まなければ働けないし、残業代などは割り増して賃金が払われることも当然です。連休という繁忙期は、さらに割り増していいのではと個人的には思ったりします。

 子どもの日でも、親が仕事をしている家庭も多くあるでしょう。自分の経験では寂しい反面、やむを得ないと子どもながらに割り切ったりもしたものです。親の仕事が人のためになっているのなら、誇りに感じるものだと思います。

 さてさて、誇りに思えないのが安倍政権。麻生財務相が「セクハラ罪などない」と発言するに至っては、人間の尊厳など理解できないのかと絶望的になります。それでいて「女性活躍」だなんて、悪い冗談ではないでしょうか。

 明日は朝から宣伝です。しっかり休みもいただいた分、政治を変える道筋を元気に訴えてがんばります。

 【今日の句】打つ雨で 桜が散るは 寂しかな

0 件のコメント:

コメントを投稿