衆参予算委員会の中継を見ていて、安倍首相は言い繕っているとしか感じられませんでした。答弁に納得できなかった方も、多かったのではないでしょうか。
日本共産党からは、参議院では小池晃書記局長が新たな文書も入手して質問。森友問題での黒塗り部分では稲田朋美政調会長(当時)や二階俊博幹事長の名前もあり、また理財局と国交省航空局との間では政権にデメリットとなることは隠そうという口裏合わせも発覚しました。小池さんが「もうウソをつくのもウソをつかせるのもやめましょう」と言ったことに、「私はウソなんて言っていない」と反論もありませんでした。
衆議院では宮本岳志議員が質問に立ちました。小池さんが示した文書を再度示し、理財局長は会計検査院からの指摘を事前に知っていたのではないか、国交省でも応接記録などあるではないかと迫りました。たびたび質疑が止まり、「通告がない」などの答弁に終始していましたが、ない時は「ない」とこれまで明言していた方々ですから、この答弁は事実上認めていたことになるのではないでしょうか。「政権にデメリットがないよう」に隠ぺいや改ざんをしたのなら、安倍首相の政治責任は免れないと内閣総辞職を求めました。
安倍首相は「職責を果たす」と言いましたが、何の職責を果たすというのでしょうか。森友も加計も、あいまいなまま「前例」となってしまえば、今後の政権で政治の私物化が生まれたときに正す根拠がなくなってしまいます。
「働き方改革」関連法案が通れば、過労死だって増えかねない。社会保障の連続削減で、国民生活は負担続きです。これで憲法9条まで変えて、海外で武力できる国づくりを進めるのでしょうか。本当に早く安倍政権を終わらせないと。
月曜日は朝に定例宣伝。私のポスターを見た後に私の顔を見る、という方が多かったそうです。ビラの受け取りも良かったのでは。安倍政権のひどさとともに、日本共産党が伸びれば政治を変えられると強調して訴えました。共闘の前進、クッキリした政策、多くの方との交流--さらにがんばる決意を述べました。
【今日の句】詰んでても 盤をかきまぜてるごとく
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