東京では再び1日あたり1000人超の陽性確認、北海道でも増加傾向なのに、本当に五輪を開催するのか。札幌・大通公園の準備状況を見に行きましたが、通行する方の注目もほぼなかったように思いました。高揚感や熱気はありません。
何本も並んでいるポールは参加国の国旗を掲揚するものでしょうか。この時期の大通公園なら、仕事を一休みしている方、噴水で遊ぶ子どもたち、散歩や観光に来られている方々、ビアガーデンも始まって相当にぎわっていたはず。しかし今日は、中心街の会場にもかかわらず人の姿が見えないために、かえって異質な雰囲気を受けたのです。
さんざん飲食店などガマンしてきたのに、補償どころか酒類の取引業者や金融機関を通じた脅しまでかけようとしてきた菅政権。ワクチン接種を急げとしておきながら今になって数が足りないことが明らかにされて、医療従事者や自治体職員の「はしごを外された」怒りも強い。それでも五輪だけはスケジュールどおりに実施しようというのだから、さらに政府への信頼が崩れていってしまう。
「次の総選挙で政権交代を」と訴えていますが、当面の緊急対策は今の政府が手を打たなければなりません。しかし、西村大臣の発言についても総理や大臣との間で食い違いがあるし、内閣が機能不全となっているのなら、それこそ緊急事態です。だから臨時国会を開いて、質疑を通じてただすべきはただし、合理的な提案なら政府は受け入れるべき。北海道でも世論を広げなければならないし、ブログをお読みの方も、お広げください。
【今日の句】公園で 憩えぬ五輪 何のため
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