2023年8月22日火曜日

実現には積み重ねが大事

 年に一度、道内の党地方議員が切実な要望を携えて対道交渉をおこないます。あわせて国の出先機関などへの要請もあり、そこでは国会議員団北海道事務所が対応しています。道議会に集まった地方議員のみなさんへあいさつし、道開発局・道防衛局・JR北海道への要請に同行していきました。

 道への要請は10部局・200項目以上。道振興局との交渉を重ねた後に、本庁で真下紀子・丸山はるみ両道議とも力をあわせての道交渉となります。1回で実現しなくても、くりかえし何年も要望して実現できたことも少なくありません。積み重ねが大事だと、こういう機会を通じて実感です。

 出先機関への要請も、同じく関係機関・関係団体などとの話し合いを重ねてのもの。開発局への要請のうち輪厚川河川敷への街灯設置という項目があるのですが、永井桃・北広島市議から、市からの情報だけでなく自然保護団体の意見や知見も交えて要請するなど、どうにか前へ進めようと懸命なのです。

 道防衛局には、日米共同演習やオスプレイの飛行訓練の中止などを求めました。本省案件でもあるので地方防衛局での回答には限界もありますが、それでも住民の不安や、訓練での爆音が大きいことなど、きちんと反映させていくことが大切です。

 私からは、矢臼別演習場での在沖縄米海兵隊の移転訓練について問いました。これは沖縄県道104号越え実弾射撃訓練のことで、1998年のSACO合意をもとに、矢臼別でも実施されることになったものです。その時に自治体で受け入れさせるために、沖縄と「同質・同量」の訓練とすると約束されていたのでした。

 しかし実際は、白リン弾の使用など「同質・同量」とは呼べない訓練がくりかえされています。酪農郷の道東地方でもあるし、夜間訓練に対しては強い懸念の声があります。常に「影響は最小限に」と言いつつ、そうなっていないから毎年の要請なのです。

 結局は沖縄での訓練が全国に分散され、いまは米軍との一体化が深まってきています。そのうえで、岸田政権のもとでの「反撃能力」(=敵基地攻撃能力)向上です。このまま大軍拡を進めていいのかと、全道規模で問うていかねば。

 JR北海道にも駅の改修へ向けて、地方議員から切実な実態の紹介がありました。JR北から現状も率直に答えてもらい、今度は国への要請も具体的になっていきます。私も力をああわせて、がんばりたい。

 【今日の句】地域での 土台ささえる 党だから

2023年8月21日月曜日

本気の気候危機対策を

 朝の街頭宣伝の時から暑い札幌。今日の最高気温が32℃で、明日・明後日はさらに上がるという予報にくらくらする思いですね。寝苦しい夜も続いていますので、健康管理にはお気をつけください。

 かたや大雨、かたや干ばつや節水要請と、全国的にも極端な影響が出ています。気候危機は、このような極端な形で現れるといいます。日本政府として、気候危機対策の本気度が問われています。

 あらためて日本共産党の政策「気候危機を打開する日本共産党の2030戦略」を、お読みください。電力消費の削減と、再生可能エネルギーへの転換と、両面での大改革を急がなければなりません。必要な規制なども、あわせて必要です。今日の宣伝でも紹介しました。

 気候危機そのものを疑う意見があります。しかし、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は「人間の影響が温暖化させてきたことにはもはや疑う余地はない」と報告しています。2030年までに大気中の温室効果ガスの排出を45%削減(2010年比)し、2050年までに実質ゼロへの道はできるし、やらなければいけません。

 気候危機対策に後ろ向きなだけでなく、岸田政権は福島第一原発からの処理水(=汚染水)の放出を進めようとしています。漁業者の強い反対の声があるし、専門家や市民団体から貯蔵・管理へ「別の道」があることも提案されています。急いで放出する必要があるのでしょうか。

 明日は年に1度の党地方議員による対道交渉。合わせて国の出先機関などへの要請もおこない、その準備を進めています。しっかり地域の実態を、地方議員とともに訴えます。

 【今日の句】来年も 来るのだろうか この暑さ

2023年8月20日日曜日

民意に背を向ける五輪招致でいいのか

 「東京大会から札幌冬季五輪を考える集会」は、イスを追加するほど会場いっぱいに足をお運びいただき、本当にありがとうございました。このまま冬季五輪招致を進めていいのかと、誰もが感じたことと思います。

 東京大会の実態を、畔上三和子都議から報告いただきました。そもそも石原都知事(当時)が、招致は「きれいごとでは通用しない」と答弁するほど、五輪憲章とは相容れないスタートだったのでした。

 東日本大震災から間もない時期だっただけに、五輪より復興・防災をとの世論が圧倒的。そこを誘導的な意向調査や機運醸成活動を強め、その調査の内容を明らかにもしないで招致を決めたのでした。

 しかも都は、初めは「税金は投入しない」(=民間資金で実施)と答弁していました。今の札幌市の答弁とも重なります。東京大会は、あれよあれよと税金投入が膨らんだのは、ご存じのとおりです。

 ブラックボックス化されたスポンサー企業との関係や予算、赤字は開催自治体にかぶせられる契約の不当性、選手村も新設施設も企業の利益が優先されている実態など、あらためて「五輪の闇」が浮き彫りにされました。汚職事件の全容解明や総括も、まだまだなのだと痛感しました。

 日本共産党は、スポーツは人権であり、五輪憲章にもとづく健全な発展を望んでいます。以前からIOC自身の過剰な商業主義は問題化してましたが、それに加えて国内の財界・大企業によるあからさまな利益誘導が、どれだけ五輪をゆがめてきたのでしょう。札幌市民で招致反対の声が多いのは、五輪のあり方自体への疑問もあるからだと思います。

 加えて札幌市自身が、いのち・くらしよりも五輪招致に前のめりであること、市民の声を反映しようとしないことや、市議会が住民投票に背を向けることにも不満が広がっています。小形香織市議が、市の動向を報告しました。

 私から、住民投票への取り組みを党としても連携・協力することを表明しました。先日の機関会議で確認したものです。党として2030招致はやめるべきとの立場ですが、民主主義が生きる札幌市にすることも地方選で掲げてきました。

 今日も発言された「札幌オリパラ招致の是非は市民が決める・住民投票を求める会」のホームページをご覧ください(こちら)。

 今日は先立って札幌東区で、党の永年党員(入党30年)・50年党員の顕彰と新入党員を歓迎する記念集会にも参加。党の歴史を振り返りながら、党員お一人お一人の粘り強い力が社会を動かしてきたことを講演させていただきました。

 これまでのがんばりとともに、これからの日本共産党の前進へ率直な思いも聞かせていただきました。平和や民主主義を大事にする「生き方が定まった」との新入党員さんの言葉に、私自身の背筋も伸びました。

 今日で52歳となりました。新たな気持ちでがんばります。

 【今日の句】明日からの学校 準備も一段落

2023年8月19日土曜日

米国にモノ言える党はどこか

  全道をオンラインで結んだ女性後援会のみなさんからは疲労回復用のプレゼントを、札幌東区での「語るつどい」ではコメ10kgをいただき、感謝が尽きない1日でした。「今度こそ議席回復を」の思いを、どんどん広げていきたいです。東区では平岡大介・元札幌市議もいっしょでした。

 くらし・子育て、ジェンダー平等、平和など話題が尽きない女性後援会。各後援会からの一言アピールも、学校給食の無償化や教員の多忙化解消など具体的な願いとともに、暑さのなか宣伝を1時間がんばったとの報告も。頭が下がります。

 私からも、日本は高等教育に金がかかりすぎること、貧困と格差に若者が苦しめられていること、当面の願いとともに行きづまった日本を「おおもとから変える」議席が必要なこと、などを話しました。私が現職だったときの国会論戦も紹介しながら、農業と食の安全にも触れました。

 先日、日米間の首脳会談がおこなわれ、新型ミサイルの共同開発や3国の共同演習の制度化など、軍事面の協力関係を強める合意が目立ちます。緊張緩和なき軍事関係の強化では、ますますアジアの緊張関係が強まらないでしょうか。

 農業や食の安全でも、日本は米国いいなりが続いています。コメなどの農産物だけでなく、米国からは食品添加物などの規制緩和も要求されてきた歴史があるのです。TPPについての国会質問で、米国がその緩和を求めてきたことを告発したのが日本共産党でした。

 日本の政治には、与野党を問わず、米国にモノ言えない状況が広くあります。それでは平和のことはもちろん、農業や食の安全を守ることもできません。ずばり大元から切り込む日本共産党の議席は、だから値打ちがあるのです。

 「しかし選挙では、自民党が多数を占めてしまう。少数の意見を、どう広げていけばいいのか」という質問が、札幌東区では出されました。「保育士の給与引き上げが必要なのに、それが政治ではできていないのが歯がゆい」という、悔しさ交じりの意見もありました。

 大元には、少数の民意で多数を占めることができる小選挙区制度の問題があります。この間の世論調査でも、マイナ保険証や大軍拡・大増税などで、国民の強い反対や疑問が多数になっているのですから、日本共産党の主張が少数派というわけではありません。

 どうやって投票に行ってもらえばいいか。今日初めて私に会ったという方は、前回の総選挙は「どこにも入れるところがない」と投票に行かなかったと言います。長く社会党を応援し続けましたが大幅に議席を減らし、日本共産党にも野党共闘での疑問があったと言います。無投票=関心なし、というわけではない方です。

 「つどい」後、入党の訴えとともに、あるべき共闘の姿(政策合意や対等・平等の関係)を話すなかで、だいぶ理解していただきました。こういう話し合う場が大切なんだと、実感です。若い世代への訴えも、さらに広げていきたい。

 それにしても厳しい残暑が、北海道でも続いています。お体には、お気をつけください。

 【今日の句】連携という名の 属国扱いか

2023年8月18日金曜日

嬉しくも羨ましい夏休み

 わが家の小6生が、10日間のサイクリングキャンプから無事に帰ってきました。学童保育の指導員と引率の親御さんには、感謝しかありません。忘れられない貴重な体験となったようです。

 フェリーに乗り道外へと行く時は良かったものの、台風接近の影響もあり、コース変更や強風に吹かれたりなどに見舞われたとのこと。何より北海道に比べたら酷暑の毎日で、よく全員が完走できたものです。

 上の子も学童保育では、同じコースでのサイクリングキャンプに挑みました。テントを張るのも食事の準備も、基本的には子どもたちで。大人が整えてあげるのでなく、できないことを自覚するのも大事なことなのです。

 私が子どものときも、父親たちが協力しあって町内の広場でキャンプをしてくれたことがありました。子どもたちが集団で成長することを、大事にしてくれていたと思います。

 いろいろ話を聞いて良かったなあという思いと、このような経験を子ども時代にできたことを羨ましくも思ったり。日曜日で夏休みが終わりなので宿題が心配ですが、今年は最終日の猛チャージも仕方なしですね。

 【今日の句】行こうかな 今年のうちに またキャンプ

2023年8月17日木曜日

もう地域切り捨ての政治を変えよう

 今日は新冠町・新ひだか町へ。日高管内も例年以上の暑さですが、街頭宣伝中に地元の党員さんが一軒一軒とまわってチラシを入れてくださり、本当にありがたい。各地の支えがあるからこそ、私もがんばらねばとの思いになります。

 久しぶりの新冠町。廃線となった日高本線は、バスの停車場ともなるため駅舎は残されていますが、鉄路は一部撤去とともに舗装化されていました。撤去もされず手入れもされず、草が伸び放題の鉄路を見るのは寂しくもありました。

 バスも運転手不足から、道内各地で減便が相次いでいます。公共交通を国の責任で支えなければ、ますます移動が困難になってしまいます。路線維持へ賃金や労働環境の保障をと、くり返し訴えていきます。

 公共交通はじめ、地域社会と地域経済の維持には心配が強い。新ひだか町での「語るつどい」では、農家や漁師も減っているし、どうやって地域経済を立て直すのかとの質問がありました。新ひだか町は日高管内のなかでも、人口減少率が高いのです。

 世界を見れば、農家や漁師に手厚い保障をしています。食べるのに困らないよう自給率を高めるのは当たり前だし、自然災害などに見舞われやすいからこそ、その維持に国が責任を果たしています。

 「日本の農家は保護されすぎ」との意見を聞きますが、世界から見れば実態は逆です。コメや乳製品などの輸入を止めずに、日本国内で生産調整を進め、農家を調整弁にしてきたからこそ経営が不安定にもなるのです。これで、どうして後継者が安心できるでしょうか。

 地域をまわれば、自民・公明政治の行き詰まりが見えてきます。地域切り捨ての新自由主義と自己責任を当然視する維新では、ますます地域格差が進みます。農林漁業や社会保障・ケア労働、公共交通は地域まかせでなく、国が責任を果たすべきです。

 今日は武藤勝圀・新冠町議と川合清・新ひだか町議が、いっしょにまわってくれました。力を合わせてがんばります。

 【今日の句】懸命さ 甲子園から 伝えられ

2023年8月15日火曜日

今こそ憲法に立ち返りたい

 今日で終戦78年。紙智子参議院議員・長屋いずみ札幌市議と、今を「新たな戦前にしない」との決意を込めて訴えました。岸田政権の大軍拡方針が反映してか、道行く方も耳を傾けているように思いました。

 ポツダム宣言を受諾した15日以降も、占守島では旧ソ連軍からの侵攻を受け、9月にかけて国後島・択捉島・色丹島・歯舞群島までも不当に占拠されました。22日には留萌沖で小笠原丸など3隻の船が攻撃を受け沈没、約1700人の命が奪われています。

 南方戦線へ送られた兵士で終戦のことを知らされず、15日以降に亡くなった人もいたかもしれません。日本兵で亡くなったのは餓死者が多く、とにかく前へ前へと命じられた結果なのです。本当の意味での終戦は、一人ひとりでも受け止めは違うかもしれません。

 戦争の悲惨さを語らず亡くなった方もいるだろうし、負傷者を助けられなかった無念さや、自分だけが生き残ったことを罪のように感じた方もいました。そんな戦争の現実を見れば、自民・麻生氏の「戦う覚悟」が必要だという発言は、あまりにも無責任ではないでしょうか。

 そんな岸田政権と自民・公明に加え、維新と国民民主が大軍拡へと突き進む今の国政。政治家の役割は戦争へとあおりたてるのではなく、粘り強く外交努力の道をひらくことです。北海道から、そのための議席を勝ち取らせてほしいことも訴えました。

 憲法前文には、最後に「日本国民は、国家の名誉にかけて、全力をあげて崇高な理想と目的を達成することを誓う」とあります。崇高な理想と目的とは、政府の行為によって再び戦争の惨禍を起こさないこととともに、国民主権や恒久平和、そして世界的にも平和のうちに生きる権利を守ること。

 その達成へ「全力をあげて」と、私たちに求められています。この憲法を活かした日本へと、新たな決意でがんばりたい。

 【今日の句】何度でも 戦争反対 また明日も