2023年11月29日水曜日
野党が本気で立ち向かおう
2023年11月28日火曜日
平和的生存権を真ん中に
「ほっかい新報」新年号企画として、清末愛砂・室蘭工業大学大学院教授と対談させていただきました。パレスチナとイスラエル、憲法と日本の進路、北海道・矢臼別での平和運動など、テーマは多岐に渡りました。
多方面に活躍され、知見も経験も豊かな清末先生との対談だなんてと、企画が決まったときから実は緊張していた私。昨年の参院選で応援演説をしてくださった時も、横にいて恐縮しきりだったのです。パレスチナ医療奉仕団・猫塚義夫団長との共著「平和に生きる権利は国境を超える」や、松本ますみ・室工大教授との共著「北海道で生きるということ」などを事前に読み、伝わってきた深さと重さ。ぜひ、お読みいただきたいです。
対談は学生の実態など身近なところから、「平和的生存権」を真ん中において北海道からパレスチナなど世界まで語り合いました。今の日本の政治を変える清末先生の思いもうかがい、私からも決意を込めた話に。
あとは新年号を、ぜひお待ちください。多くの方の心に残ってほしいと思うほど、私も学ぶこと多き対談でした。清末先生、ありがとうございました。
その後は室蘭市や伊達市で訪問などを予定していましたが、予期せぬ事態が起きたため急きょ街頭宣伝への切り替え。偶然に通りかかった「しんぶん赤旗」読者さんの、まわりにも聞こえるほどの声で「寒い中ごくろうさん、がんばってよ」と激励が嬉しい。伊達市では、入党を前向きに考えてくれる後援会員さんも。全市的に学校給食費無料化を求める署名が広がり、日本共産党が力を合わせてきたことへの信頼が根っこにあると伝わりました。
同行してくださった吉野英雄・伊達市議、渡辺房代・室蘭市議への信頼が、同じく伝わる場面もありました。地域から、そして北海道から政治と社会を変える力にと、私もがんばります。
【今日の句】地続きで 未来も世界も この地から
2023年11月27日月曜日
原発に頼らない北海道を
2023年11月26日日曜日
地域社会の奥深い変化
昨日に続き、酪農家を中心に訪問や入党のお誘いへ。別海町ではマイナス15℃まで下がった地域もあり、どこでも話の始まりは「今日は寒いね」から。牧草地に出ていた牛も、日なたで暖を取っていたようでした。
私がお会いしたのは、親から継いで10年が過ぎたという酪農家さん。放牧中心で、頭数は多くなくとも生活が成り立ってきたといいます。糞尿処理や土づくりなど話は尽きず、日本共産党についても「どうして政党助成金を受け取らないのか」との質問も。私からの話に理解くださり、「しんぶん赤旗」日刊紙をお読みいただくことに。紙智子参議院議員が訪問した先では、30・40代のごきょうだいが入党されました。ずっと日本共産党を支持してくださったそうで、インボイス導入による苦労にも直面していたとのこと。同行していた中村忠士・別海町議ともども喜び合いました。
農家も中小企業・自営業も、岸田政権のもとで厳しい先行きしか見えません。だから地域経済・地域社会が閉塞感に覆われ、奥深い政権批判になっています。それがわからない総理を早く退陣させ、新しい政治へ野党が挑戦する時です。
自民党政治のゆきづまりを大元から変える、日本共産党が何より大きくならないと。「野党のがんばり時」との言葉を、しっかり受け止めたい。
先立って、別海町矢臼別に住まわれていた二部黎さんの弔問にうかがいました。ちょうど自衛隊の演習時間に重なり、榴弾砲の砲音・着弾音が何度も鳴り響きました。その演習場のど真ん中に、二部さんはパートナーの倉谷あみさんと2017年に移住されたのでした。依頼されていた作品の制作にと斜里町から通っていた際、移住を奨められた二部さん。制作とともに、矢臼別平和資料館を「育てる会」事務局長としての役割も果たされました。
平和資料館の地鎮祭では「自ら神主(父親が神主)を執り行い、末永く工事の安全を祈願する世界平和の祝詞を述べ」(「育てる会」佐々木会長)たそうです。
平和を愛し、子どもたちや次世代に深い信頼を寄せてこられた二部さんは、新たな作品として「泣き地蔵・怒り地蔵・笑い地蔵」を構想していたとのこと。あらためて「平和の家美術館」内を見回すと、作品を通じて二部さんのあたたかさが伝わってきました。敷地には二部さん制作の石像があり、紙議員と「平和の馬に乗る人」前で1枚。今年の平和盆踊りで「お帰りなさい」と挨拶された二部さんを思い出しながら、平和な社会をとの決意を新たにしました。
【今日の句】牧草地 凍えと反射に きらきらと
2023年11月25日土曜日
牛も酪農家も、ゆとりがもてる農政に
標茶町にて「酪農の未来を語るつどい」。若い酪農家さんも参加され、現状の課題や「マイペース酪農」実践などを語りあいました。飼料高騰・子牛価格暴落などで厳しい経営が続くなか、生産費の不足分を国が補てんする仕組みの充実が必要と痛感です。
紙智子参議院議員が国会の状況と、日本共産党の取り組みを報告。地元の標茶町から深見迪・渡邊定之の両町議、厚岸町・石沢由紀子町議、弟子屈町・小川義雄町議らも参加されました。渡邉さんは現役の酪農家、石沢さんも昨年まで現役(後継者に経営委譲)でした。
「マイペース酪農」とは、道東地方を中心に始めた循環型酪農です。牧草主体の昼夜放牧で1ヘクタールに乳牛1頭の規模で飼育するため、頭数は多くはありません。糞尿は堆肥にして土壌に還元し、化学肥料や大きな機械の導入を減らすことができます。循環型の生態系を活かした飼い方で、酪農家の生活にもゆとりが生まれます。
その「マイペース酪農交流会」が今年、日韓国際環境賞を受賞しました。環境保全と生産の両立につながる点が評価されたようですが、輸入飼料や大型機械に頼らない分、経営もしっかり成り立ってもいるのです。「マイペースで続けてきて30年。こんなふうに評価されると思わなかった」と、今日も喜びの発言がありました。
一方で、酪農家の厳しい現状についても次々と。「来年までに3戸がやめると言っている。うちの農協管内では過去最少戸数になってしまう」「大規模農家がやめてしまい、その農地などを引き継げる人がいない」のほか、「住宅価格が上がってしまい、建てるなら今だと決断したけど、先の見通しが明るいわけではない」と後継者ならではの悩みも出されました。
道内では10年前にも年間200戸ペースで離農・離脱が相次ぎ、TPP交渉を前に酪農危機という状況がありました。競争力強化を名目に国が始めた「畜産クラスター事業」で、新たな機械や牛舎を導入した農家が、今その返済に苦しんでいます。1000万円単位の負債です。
かつての食管制度の廃止や、酪農での不足払い制度も現行の補給金制度へと変えられてしまいました。食料の安定供給を国が放棄し、市場経済に農業を放り込み、農家には自己責任が押しつけられました。欧米が手厚い価格保障・所得補償を進めて食料自給率を引き上げたのと、まったく反対の農業政策が進められました。その結果が、今の酪農危機なのです。
「農家が生活できる仕組みを国がつくって」「買い取りの保障を」「日本は種までもが外国依存。命の大元がどうなっているかを、もっと発信していきたい」と、出された要望や熱い思いをしっかり反映していきたい。酪農の喜びを、もっと広げてもいかないと。
さかのぼれば米国から余剰農産物を押しつけられてきたのが発端ですから、その大元から変えようと訴える日本共産党ががんばらねばと、決意も新たにしました。
【今日の句】食料の 外国依存を もうやめよう





