2010年11月28日日曜日

芽室町と帯広市をまわり

 函館から朝一番の特急に飛び乗り、乗り継ぎ含めて6時間。ようやく演説会場地・芽室町に着きました。

 芽室町では、来年4月の地方選に梅津伸子町議が3期目に挑みます。

 実は梅津さんは宮城県生まれで、石巻市田代の小学校教諭もされていました。

 石巻市生まれの私にとって、いわば“同郷の人”でもあるのです。

 初めて共産党の演説会に来られたという方も含め70ほどに梅津さんと私とで、党議席の大切さや梅津さんの実績・決意を話しました。

 その後、お誘いのなかで80代の女性の方が入党してくださいました!

 食事を済ませて帯広市に向かい、帯広革新懇・治維法同盟十勝支部主催の学習会に参加しました。

 中身は、明神勲・道教育大名誉教授による「戦後史の汚点 レッド・パージをいま検証する――責任を負うべきは誰なのか――」。

 ここに書ききれない程の内容に、私も「目からウロコ」の連続!

 レッド・パージはGHQ「指示」とともに、当時の支配者層の政権維持の目的にGHQ「示唆」を利用しておこなわれてきたのではないか――という点を、明神先生が資料を基に明らかにされました。

 過去の過ちから目を背ける者は、結局現在においても盲目となってしまいます。

 レッド・パージを受けた方々は、経済的・精神的苦痛に追い込まれ、家族や青春を奪われることにもなりました。

 同時に、日本社会にとっても経営者の支配権確立につながり、戦後改革の精神が投げ捨てられ日米安保体制へと進むことにもなりました。

 いま、名誉回復に向けたたたかいも始まっています。

 学ぶべきことの大きさとともに、今の社会を前向きに変える点でもつながっていることに、勇気が湧いてきました。
 せっかく十勝に来たので、昼には芽室町「コーンチャーハン」をいただき、晩には山菜・きのこの手料理をいただきました。おいしかった!

 身も心も満足の1日でした。

 【今日の句】 人を良く する字は食と 読めるなり

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