ほぼ徹夜で、朝の街頭宣伝へ! 紙智子参議院議員・森つねと国政相談室長が、新たな決意を語りました。
なかなか勝てなかった、この10年余り。
文字どおり「新たな決意」で朝の宣伝をできることで、身も引き締まりました。
この10年余り、前進できなくても、多くの方々が活動を積み重ねてきました。
くじけず「この道だ」と続けてきたことが、今回の勝利に結んだんだと思います。
さて、選挙結果の全体像が見えてきて、いくつか私なりに感じたことを。
①これから安倍政権の「危険な本性」が見えるでしょう。
衆参のねじれ解消で、安倍政権がねらっているのは何か。
選挙中にも訴えましたが、雇用ルール破壊の「成長戦略」であり、来年4月からの消費税増税であり、社会保障の切り捨て、原発再稼働、TPP推進、憲法改悪。
小出しで示したり、どこかで大きなアドバルーンを上げてみたり、いろんな策が出されてくるかと思います。
これまで以上に、国民的な監視が必要です。
②「野党」が減った、のでしょうか。
そもそも民主党は、消費税増税で3党合意、TPPも推進してきた立場でした。
みんなの党や維新の会は、アベノミクスを応援し続けています。
そう見ると、野党と言いながら中身は与党、という状況だったのではないでしょうか。
部分的に野党共同はありつつも、国政の基本問題では、野党と言える状況にあったのは日本共産党だったと思います。
その党が伸びたという事実は、単純に野党勢力の減少とは言えないのではないでしょうか。
③財界・アメリカから安倍政権への要求が強まれば強まるほど、さらに国民との矛盾が激しくなるでしょう。
消費税でも原発でも憲法でも、増税反対・再稼働反対・改定反対が多数です。
北海道ではTPP反対も、広い道民世論でしょう。
問題は、この関心と意識が投票行動とマッチしないことであって、根本的な矛盾は解決されないで進むことになります。
もちろん日本共産党として、そのような方々への訴えや、広い運動を作る活動を、さらに深めていきたいと思っています。
間違った政治に正面からぶつかりながら、対案を持って新しい社会像を示していく。
生活に苦しむ声を受け止めながら、解決策を示し行動する党として、もっと私たちも努力しなくちゃ。
紙さん・森さんと支援者まわりをし(私は案内+運転手!)、どこでも喜んでもらえてことが嬉しかった。
でも、本当にやるべきは、ここから。
いただいた議案提出権(予算を伴わないもの)や党首討論の機会なども生かして、国会議員団は「国民が主人公」の政治へ力を尽くす決意のはずです。
地方にいる者としては、地方議会や草の根の運動で、国会と結んだ活動強化へ!
多数を取った安倍政権も問われますが、躍進した日本共産党の真価も問われます。
原点に立って、私も力を尽くしたいと思います!
【今日の句】 まだ一歩 政治を変える まだ一歩
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