2013年7月9日火曜日

汚染水対策もなく、重大事故対策と言えるのか

 参院選6日目。朝から雨で「今日は涼しくなるかな~」との期待は見事に裏切られ、また午後から暑い1日となりました。みなさんも健康管理には、お気をつけくださいね。

 今日は札幌市内を回ったのですが、真剣な訴えをすれば、真剣に聞いてくださる、という場面がいくつも。

 JR手稲駅では、バス待ちの方、タクシー運転手の方、じっと話を聞いてくださいました。

 候補ではない私ですが、政党カーという「日本共産党の看板」を背負った選挙カーの弁士として、一期一会の直球勝負です。

 アベノミクスをやめて、くらしと雇用応援の経済政策へ。

 日本共産党の責任ある、原発ゼロの提案。

 TPPストップへ、がんばってきた日本共産党の姿を訴え。

 そして憲法では、党の政策半分に「平和のためにがんばる、大人の背中を見える投票を」と訴えています。

 なお、候補の宣伝場所などはこちらで紹介していますので、ご覧ください!

 今日の訴えで、自分でも強調して話したのが原発の問題です。

 泊原発の再稼働申請が出されました。

 しかし新基準は、抜け穴というか抜け道というか、安全を保障するものではないと思います。

 活断層があっても、露頭していなければいいとか。

 フィルター付きベントは、設置に5年間の設置猶予があるとか。

 さらに前にも書きましたが、新基準にも、北電の検討にも、汚染水対策がありません。

 重大事故対策に冷却施設は盛り込まれていますが、冷やした後の水を処理することは何もないんです。

 これで福島事故の教訓をふまえた、とは言えないでしょう。

 よく「原発ゼロは無責任だ」と聞きますが、このような基準で安全だとし再稼働することこそ無責任ではないでしょうか。

 日本共産党北海道委員会は、こちらで原発ゼロに向かううえでの論点を整理し、対案を示しています。

 
 原発の過酷事故は、起きたら取り返しがつかないものと、チェルノブイリでも福島でも、私たちは学んだはずです。

 福島で避難する15万人の気持ちを考えたら、どのようにゼロにするか、各党で知恵や対策を出し合う時だと思います。

 明日も札幌市内を回ります!

 【今日の句】 暑さ止む 恵みの雨が いと恋し

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