2014年3月2日日曜日

町づくりに欠かせない、この分野にもっと政治の光を

 センター存続運動の縁で、毎年来ているスキルアップセンター苫小牧の技能祭。職人さんがいてこその町づくり!です。

 スキルアップセンターという名称で馴染みのない方は、職業訓練センターと訳せばわかっていただけますでしょうか。

 民主党政権時代に「事業仕分け」の対象となり、北海道では4センター(苫小牧・滝川・釧路・北見)と関係自治体による存続運動が始まりました。

 私も各センターを訪れ実情を伺い、政府への直接交渉もおこなってきました。

 その結果、道へ移管される形で存続が決まったのです。

 本州のセンターでは会議室使用くらいしかない地域もあったようですが、北海道では技能士協会などが関わって、地域の人材育成に欠かせないセンターなのです。

 ものづくりの基本を学び、技術の継承がされ、人的交流も生かされる‥‥町づくりの重要な機能も果たしているのです。

 充実こそあれ、廃止だなんて!との声が当時、大きく広がりました。

 それから4年、いっそうの施設等の充実に力を発揮できない点は申し訳ないのですが、会場に顔を出すと声をかけていただき、本当に嬉しい限りです。

 子どもたち向けのタイル張り、針金細工、レンガ積みなどなど体験コーナーや、山積みの木材を使って自由に創作できるコーナー、苫小牧高専の学生が作ったロボットも見学できて、子どもが「ものをつくる楽しさ」を実感できる1日でもあります。

 私の子どもたちも、夢中になっていましたよ。

 大きな企業の支援ばかり進める政府ですが、町づくりに欠かせないこのような分野にこそ支援を強める必要があると思います。

 今日の子ども達の目の輝きと集中力を見れば、多くの方がそう感じるはず!

 【今日の句】 創造が 生まれる土台 ここにあり

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