今日は広島への原爆投下から69年の日。あらためて哀悼の意を表するとともに、核兵器のない世界をとの思いを強くする1日となりました。
被爆者健康手帳を持つ方は、全国で19万2719人(うち広島市に6万1666人、3月末現在)、前年から9060人減っているそうです。
だんだんと体験者・語り部がいなくなるなかで、この犠牲を風化させずに運動を発展させる、私たちの世代の責任も大きいと痛感です。
広島に2度、長崎に1度、原水爆禁止世界大会に行ったことがあります。
どの時も自民党政権下で「強まる憲法改悪の流れ」とか言われていた時でしたが、今年ほど時の権力によって平和が脅かされる中での大会はなかったのでは。
安倍首相あいさつも、何だか白々しく聞こえたのは私だけでしょうか。
集団的自衛権の行使容認に踏み込み、武器の輸出も広げて、何が「世界恒久平和の実現に力を惜しまぬ」なのか--。
本当に平和を思うなら、原爆症の認定制度の改定を。
原爆症の恐怖にさらされてきた方々の苦悩を、きちんと受け止めてほしい。
いろんな思いを込めて、私も8時15分に静かに黙とうしました。
【今日の句】 過ちは 繰り返しませぬ また明日も
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