2016年6月13日月曜日

首相の野党批判は当たらない

 会議などのため日帰りで東京へ。梅雨のない北海道に体が慣れると、東京は蒸し蒸ししますね。

 議員宿舎も1週間いなかったので立ち寄って、バタバタと荷物や新聞などを整理。

 広い道内の移動に加えて、今日のような会議や「とことん共産党」出演(次回は16日!)など東京往復も繰り返すのですから、丈夫な体に育ててくれた両親には感謝するばかりです。

 移動のさなかにニュースを見ると、安倍首相はじめ自民党幹部が野党批判をくり広げています。

 首相は「野党は批判ばかりだ」と言っているようですが、そのままお返ししたい。

 日本共産党も参院選政策を発表して、経済政策の「3つのチェンジ」を提起していますし、外交政策もASEANに学んで北東アジアでの戦略的平和構想を掲げています。

 安倍政権への批判だってあげ足取りではなく、安保法制=戦争法についても憲法違反だからこそ廃止を訴えているのだし、そもそも立憲主義を壊す政治姿勢を批判するのは当然ではないですか。

 「廃止すれば日米同盟の信頼が失われる」かのような言い方も、憲法より日米同盟を大事にするということですから、かえってひどいことを言っていると思わないのでしょうか。

 日本共産党は、綱領で日米安保条約の廃棄を掲げていますが、その理由は「国土や軍事などの重要な部分をアメリカに握られた事実上の従属国となっている」 (綱領)からであって、その後は対等平等の友好条約を結ぼうと提起しています。

 同時に、今の野党共闘を進めるにあたっては合意した内容で進めることを確認しているのですから、日米安保条約の廃棄を持ち込むことはしていません。

 ていねいに国民に向けた説明に力を尽くしますが、与党側との論戦にはガッチリと対応して道理のなさを浮き彫りにしていきたい。

 明日は稚内へ飛びます!

 【今日の句】 不快指数 都知事の件で   頂点に

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