昨年の通常国会では安保法制=戦争法、この臨時国会ではTPPと「年金カット法案」‥‥会期を延長するときは悪法ばかり!
国会の会期というのは、むやみに延期すればいいというものではありません。
十分な審議を保障するだけの会期設定が原則ですし、そのなかで成立しない議案の「会期不継続」もまた原則です。
TPPも年金法案も、国民の理解が得られたとは言えません。
共同通信の調査では、TPPで「成立にこだわらず慎重審議」は69・4%、「成立させる必要はない」は12・6%。
「年金カット法案」については「反対」が58・0%で、「賛成」の33・8%を大幅に上回っています。
国民的理解も得られない法案でも、多数政党が数の力で会期を延長して通せるとなれば、国会審議が空洞化してしまいます。
だから会期制の原則があるわけですし、TPPも「年金カット法案」も審議未了で廃案にすべき!
厚労委員長解任決議案、厚労大臣不信任決議案などもあり、今日は長い本会議となりました。
この事態もあり、参議院ではTPPを含め常任委員会の審議などがストップして、TPPについては明日も特別委員会での審議はありません。
こういう時に会議や意見交換会など「仕込む」ことも大切で、明日はそういう1日になりそうです。
【今日の句】 政権も 延長させる わけいかぬ
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