与党から、審議の目安としている30時間を超えることを採決の理由として出ていますが、憲法違反の法案は、そんな時間を積んだとしても憲法違反の本質は変わらない!
金田法相の答弁も、この間の議論でひどすぎる。
「一般の方々は対象にならない」と言いますが、「一般の方々」とは「組織的犯罪集団とかかわりのない方」と、事実上の同義反復。
参考人質疑のなかで、弁護士や刑事法学者の専門家3人はそろって「一般の方々も本法案の対象になる」と認めています。
実行準備行為について「花見と下見の区別」を聞いたら、「ビールと弁当を持っていたら花見、地図と双眼鏡を持っていたら下見」という荒唐無稽な答弁も。
実行準備行為か確認するとしたら、捜査機関が聞かなければわからない--だから内心に踏み込むことになるのではないのか。
過去にも3度、法案にできてきました。
国会内でもがんばるし、全国でさらに大きな世論にしていきましょう!
農水委員会では、農工法改定案の質疑をおこないました。
「農業と工業の均衡ある発展」(改定案は、工業が「導入される産業」となります)とは、どんどんかけ離れていく改正ではないか、と私は指摘。
農業は集団化をすすめ、農村の雇用のためだと大企業も含めた進出も容認され、企業立地促進法改定案での「優良農地の転用」も合わせて活用できることが答弁されれば、「均衡ある発展」と言えない農村の姿になるのではないか。
昨日も書きましたが、地域資源を生かした産業育成の努力が進んでいるなかで、この努力こそ国は力強く応援すべき!
【今日の句】 本質の 変わらぬ違憲 共謀罪
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