チェルノブイリ原発事故から32年。当時を知らない若い世代も増えてるんですね。今日は宣伝にとりくみました。
天気がいいせいもあってか30分で39人が署名に応じてくださいました。署名は高橋知事宛てのもので、そう私が呼びかけたら「知事に届けるの?」と言って署名された女性がいました。自分の署名がどのように扱われるか知らせることも大事なんですよね。仕事で来たのか、帯広市からのスーツ姿の男性も署名されました。
チェルノブイリの事故があったとき、私は14歳。その後の社会の動きのなかで、いちばん印象に残ったのは佐野元春さんが「警告どおり計画どおり」という曲を発表されたことでした。そうか、原発事故が起きるのは必然だったのかと、漠然と感じたことを覚えています。
「本当のことを知りたいだけ」という歌詞は、同じ元春さんの「ガラスのジェネレーション」にも出てきます。とてもシンプルだけど、今に通じる言葉だなと思いました。福島原発事故についても、どれだけ私たちは「本当のこと」を見聞きできたでしょうか。安倍首相が「アンダーコントロールできている」と言うなら、ぜひ今後の見通しを示してくれないでしょうか。言葉遊びのような発言で、どれだけ多くの方が傷ついたり怒っているか、わかっているのでしょうか。
国会は、野党6党の要求に与党が「ゼロ回答」状況のまま、衆参ともに予算委員会が強行開会されました。審議というのは、行政が正しい答弁をすることで成り立ちます。しかし、これまで偽りの答弁がくり返され、その理由は総理や総理夫人などの関与だと疑われているから、まず明らかにしようと野党は要求し、それが「審議の前提」となっているわけです。
国税庁長官と事務次官という、財務省の事務方トップが2人も辞職とは「適材適所」と言い続けてきた麻生財務相の責任が問われて当然です。しかもセクハラ被害を理解していない発言などが相次ぎました。自衛隊の日報問題も、まだ次々と新たな日報が見つかっている状況です。総理自身も「膿を出しきる」と言うのなら、しっかり野党の要求を受け入れるべきです。打開のボールは政府・与党側にあります。
さまざまな疑惑・不祥事の問題も、多くの方は「本当のことを知りたい」のです。それができない政権には辞めてもらい、真相究明は新しい政権で!
【今日の句】ペンタゴン・ペーパーズ見て かく思い
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