2018年7月10日火曜日

政府与党は被災者の方を向いているか

 晴れていても川が氾濫するという、考えられないことまで起きている豪雨災害。札幌は雨でしたが、救援募金のご協力をお願いしました。

 森つねと道議予定候補(中央区)もいっしょに呼びかけ、多くの方がご協力いただきました。「自分もお金がないので少しだけなんですが」と話されていた若い男性がいたとかで、そのお気持ちがうれしいですよね。

 ニュースを見ていると、すべて流れずにとどまっている土砂崩れも想定されていると研究者の指摘。緩んでいる地盤が何かのはずみで滑ったり、再度の強い雨で崩れてきたりする可能性を考えると、どうにか安全な場所に避難されていてほしいと願うばかりです。当然、避難所では安心できる環境に整えてほしいのです。

 少しでも役に立てればという募金のお願いなのですが、それでも本当にもどかしい思いはぬぐえません。暑さが厳しいなか現場で救援活動に取り組んでいる方々や、後片付けをされているみなさんも体力的にきつかろうと思います。

 だからこそ、なぜ国会はこんな時にカジノ法案など審議してるんだと情けなくもなります。野党はそろって「政治休戦」を呼びかけているのですが、自民党は何をそこまでカジノの早期成立にこだわるのか。疑問に思わない自民党議員はいないのでしょうか。

 とはいえ、こちらが暗澹たる気分になっている場合ではない。被災されたみなさんが最も苦しんでいるんですから。

 【今日の句】もどかしさ 与党議員は 感じぬか

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