2018年7月2日月曜日

苫小牧で「カジノ反対」大きな勝利

 今日から「しんぶん赤旗」電子版がスタート(申し込みはこちら)。私も朝の宣伝で「ぜひお読みください!」と呼びかけました。

 仕事で出張が多く手軽に読めるようにしたい方、さまざまな家庭の事情で読むのに苦労のある方、まわりの目が気になる方など、電子版でなら読めるという方も多くいると思います。申し込みは難しくありませんので、気軽に特設サイトをご覧ください!

 さて、朝の宣伝では昨日の苫小牧市議補選についても報告。勤医協苫小牧病院に勤めて25年の原けいじ候補が、カジノ反対を明確に掲げて見事2位当選しました。選挙での関心は1位が「医療・介護」、2位が「カジノ」だったそうで、見事に市民の願いに応えた勝利でした。

 全国にカジノ誘致自治体はいくつかありますが、カジノも争点に審判を下せたのは苫小牧市が初めてではないでしょうか。苫小牧市にとどまらず全道、全国にも大きな意味を持つ結果だと思います。苫小牧だけでなく北海道にカジノはいらないと、道民的世論にしていくために私も力を尽くしたい。

 なにしろカジノ解禁法案を通すがために国会会期を延長したのですから、そもそも採択させないために読者の方からまわりの方へ「カジノ反対」の思いを広げてほしいのです。誰かが負けなければ、カジノでは収益となりません。人の不幸がなければ成り立たない産業です。マネーロンダリングの心配もあります。政府が「良質なカジノ」と言っても、賭博の本質は何も変わりません。

 北海道の観光は、おいしい食材や雄大な自然を体感することが最大の魅力。カジノで稼ぐ北海道だなんて、私は誇れることはできません。「もうけるためには何でもいい」と言うのでは、まさに退廃の極み。それこそ「良質な経済政策」とは言えないと思います。

 ずっと出回っていたため、たまっていた書類や日程の整理、原稿書きなどデスクワークで今日は1日が終了。自分の能力不足を棚に上げて、何か効率的に仕事はできないものかと思ってしまう1日でもありました。

 【今日の句】「良質なカジノ」と ごまかす悪質さ

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