佐呂間町で39℃なんて、この天気どうしたの?というくらいの猛暑。お身体のほうは大丈夫でしょうか。札幌も暑かった!
十勝地方やオホーツク地方は北海道のなかでも夏は気温が上がる地域ですが、まだ5月なのに、これほどの高温だなんてビックリです。気候変動は緯度の高い地域ほど、インパクトをもって現れると聞きます。今日のような猛暑や3年前の連続台風など北海道でも経験のない状況が続いているのは、やっぱり気候変動の影響なのでしょうか。
ヨーロッパでは野心的な目標をもって温暖化対策に取り組んでいるのに、日本は財界・産業界への配慮から後退姿勢でした。地球規模の問題より経済的利益を優先するようでは、後世に責任をもった政治とは言えません。こういう課題にも力を入れなければいけませんね。
今日は紙智子参議院議員の代理として道アイヌ協会総会へ参加したり、北広島市の西の里・虹ヶ丘憲法9条の会がおこなう憲法カフェへの参加などに駆けまわりました。
アイヌ協会では、成立・施行したばかりのアイヌ施策推進法についての話題がもちきりに。和人への同化政策により言語や文化、誇りを奪われただけでなく、長く差別も受けてきたアイヌ民族にとって、今回の法律で先住民族との明記や差別禁止の規定が盛り込まれたことは意義があります。加藤忠理事長も、あいさつで感極まる場面がありました。
そのあいさつのなかで「多様さと寛容さ」という言葉が、加藤理事長から出されたことにハッとしました。北海道だからこそ「多様さと寛容さ」をもった地域となれるはずではないのか。その反対を行く画一化や差別・ヘイトなどを許さない、北海道の世論を大きくするために役割を発揮しなければと実感しました。
北広島市の憲法カフェには、立憲民主党の鉢呂吉雄参議院議員も参加されました。安倍政権による改憲をめざす動きは鉢呂議員からも詳しくお話があり、そのために参議院選挙では野党が議席を伸ばす必要があることを強調。私のことにも触れていただき、ありがたい気持ちで私も今の国会の状況を聞きました。写真では少し緊張気味に写っていますが、そんなことなく話していたのですよ。
私からは安倍政権の軍拡方針が国家財政に与えている影響や米国いいなりの深刻な実態とともに、丸山発言に国民的批判が広がったように、国民には平和を壊すものは許さない土台があることも強調しました。安倍改憲ストップへ、野党が前進できる条件がここにある、と。
「住民に身近な地方議会の取り組みも大事」「投票率を上げるにはどうしたらいいか」「学校教育と憲法の関係を、どう考えるか」などの質問も出され、あっという間に予定の時間ともなりました。若い人のなかでも学費や奨学金、ジェンダーなどの関心や矛盾を感じていることもあるので、実態に耳を傾けながらいっしょに解決していく姿勢で臨みたいと話しました。
明日から1週間は、札幌市内を宣伝カーでまわります。まずは手稲区と西区へ。見かけた方は、お気軽に声をかけてくださいね。
【今日の句】1ヵ月 早く出したぞ 扇風機
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