2019年11月4日月曜日

8中総1日目

 今日・明日と党本部で第8回中央委員会総会(8中総)。綱領の一部改定や、政治任務・党づくりとビッシリ議論が始まりました。責任の重さを痛感します。

 詳しくは党HPから報告を見ることができます。党員に限らず誰でも見ることができるので、ぜひご覧ください!

綱領の一部改定は、世界情勢論を中心としたもの。ざっくり私なりに大事な点をまとめると①国際政治の主役が「すべての世界の国ぐにと市民社会」へ交代した、②中国の覇権主義の現れ、③世界資本主義の矛盾と、発達した資本主義国・日本での変革の可能性--がポイントと思いました。

 核兵器禁止条約などの採択や、ジェンダー平等・人間の尊厳をめざす運動など、市民の行動が世界を動かし連帯していることを綱領に位置づけることには大賛成。中国の見方についても今の中国の行動を見れば納得ですし、志位委員長から踏み込んだ報告も理解を深めました。

 未来社会への展望も、資本主義社会でつくられた成果をふまえていく道筋がわかるようになりました。発達した資本主義国から社会主義・共産主義へ進むことが大道という位置づけは、今を生きる私たちの指針でもあります。今後の活動の指針となる綱領の改定だけに、明日の議論も含めて自分のなかでも深めたい。

 政治任務・党づくりの2本柱の大会決議案は、身が引き締まるような思いで報告も聞きました。昨日も書いた「市民と野党の共闘」の発展とともに、政治を変える力として日本共産党の前進がどうしても必要。さまざまな政治活動もがんばりますが、各地の党組織の足腰を強くすることなしには、これから先の政治変革の展望もつくれません。

 今までの経験と蓄積を継承しながら、党が生まれ変わるくらいの構えで取り組まなければいけないと痛感しています。中堅世代の年齢の私ですが、さらに若い世代での党づくりにも力を尽くしたい。日本共産党がめざす社会というのは、民主的平和的な国づくりというだけでなく、資本主義を超えた新しい社会の実現にあるのですから。

 そこには、きっと今の時代でしか経験できない、後で振り返れば「貴重な財産となった」と呼べるものがあるはずです。それを作り出すのは私たち自身。しかも全国には28万人もの党員と、多くの後援会員・サポーターがいます。あたたかくつながりあい、そのすべての力が発揮できれば必ず社会は変えられる。

 明日も会議の1日ですが、しっかり臨みます。

 【今日の句】新しい 党も社会も すぐそこに

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