2020年12月28日月曜日

例年と違う年末の商店街

 「前年比50%減までいかないから、持続化給付金も対象にならない。本当に大変だよ」。札幌市中央区にある商店街をまわると、堰を切ったように実態や要望が語られました。聞けば聞くほど、もどかしさが増すばかりですが、発信も含めて国へ反映していくしかありません。

 「このまま感染が止まらなければ、来年には2~3割が店を閉めるよ」(クリーニング店主)、「巣ごもり需要とか言われるけど、確実に消費は落ちています」(コンビニ店員)、「生花・切り花も葬儀用の供花も全然ダメ。でも5割減までいかないので本当につらい」(花屋店主)など、話を聞いていてもつらくなる現実。再度の持続化給付金や、固定費部分の支援や減額・免除など、くりかえし実施しなければ本当に経営がもたないと痛感です。

 わが家は食堂でしたが大晦日にはオードブルの仕出しもあり、年の瀬はとにかく慌ただしいものという思い出しかありません。両親は家の掃除も手がつかず、年賀状も元旦に書いていたくらいでした。ゆっくり年末を過ごせない一抹の寂しさはありましたが、商売ができるありがたさを子どもながらに感じたものでした。

 しかし、がらっと風景が変わってしまった今年の年末。不安を抱える方々や家族も多いことでしょう。パーキング管理をされてる方からは「共産党が一生懸命にがんばっているのはわかってるよ」と励ましもいただき、商売は景気に左右されるものと理解はしていても、じゅうぶん応えきれていない悔しさは残ります。

 まわっていくなかで、JCPサポーターまつりをご覧いただき連絡をくださった方ともお会いできました。党の You Tube チャンネルなども見てくれていて、「父が赤旗を取っていました」とのことで「しんぶん赤旗」日曜版も快くご購読いただきました。つながりを大事にしなきゃいけないなと、あらためて思いを強めました。

 【今日の句】責任を 業者はみんな 背負ってる

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