2021年2月28日日曜日

前回の轍を踏まないために

 今日は札幌市西区・手稲区へ。地域をまわっていつも実感するのは、党員・後援会員のみなさんが日ごろの結びつきを大事にしていることです。今日も多くの状況をうかがいました。

 「保育士で働く娘は、幸い陰性だったけどPCR検査を2回受けました。エッセンシャルワーカーには定期的に検査があると安心します」。病院や高齢者施設で働く方に、札幌市独自の検査が3月から始まることを紹介する「しんぶん赤旗」日曜版を広げたなかで、出された話です。ワクチン接種が始まっても、検査を縮小することなく広げてこそ感染拡大防止にもなりますよね。

 私の親と同じくらいの年齢かと思える方は、うつ病を抱えるお子さんの状況を語られました。というのも、同行してくれた党員さんが聞き上手で、お子さんが安心して話してくださるのだといいます。厚労省の調査では躁うつ病を含む気分(感情)障害を持つ方は127.6万人(2017年)で、今は誰でも起こりうるとは言え、支える家族のご苦労の一端をうかがいました。

 「どうして大企業の内部留保について、何も言わないのかね」と、一般報道について意見を述べた方も。株価が3万円代にまで上がったのですから、超富裕層にも適切な負担を求めるべきですねと私が応じると、「そうそう、こんなに国民が苦しんでいるんだから」。どこでも総務省の接待問題も話題になり、あまりにも国民をバカにした話だと憤りの声も。あきらめ気分の方もいましたが、日本共産党はあきらめません。市民と野党で力をあわせて政権交代へ、そのなかでも日本共産党を大きくしてほしいと、くり返しくり返し私も話しながらまわりました。

 あと数か月以内には必ず衆議院選挙がおこなわれます。前回は突然の民進党解体→希望の党へ合流という大激動があり、市民と野党の共闘を守り抜くため日本共産党は身を削るようなこともおこないました。今度の総選挙は当時よりも野党統一候補への機運も高まっているし必ず成功させたいものの、一方で日本共産党そのものを大きくすることを独自に追求していかないと、前回と同じ結果になりかねません。どういう状況になったとしても必ず日本共産党を応援するよという方を、こつこつ広げていかなければならないのです。

 ありがたいことに、今日は「しんぶん赤旗」をお読みいただく方もだいぶ増えました。ぜひブログをお読みの方でも、お広げいただけると嬉しいです。

 【今日の句】草の根の 力の意味が ひしひしと

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