2021年3月3日水曜日

公共交通を守る責任は

 今日は高橋千鶴子衆議院議員・武田良介参議院議員と、JR北海道本社をはじめ聞き取りにまわりました。国鉄債務処理法改定案が今国会で審議されることへの調査に同行しました。真下紀子道議はじめ道議団もいっしょです。

 この法律はJR北海道・JR四国・JR貨物(前回はJR九州も)へ国が支援するために設けられているもの。10年ごとの改定です。来年度以降の支援を延長するための改定ですが、問題はその支援の中身について。国による改正理由を見ると「経営自立に向けた取組を推進するため」とあり、支援はJR北海道等の「経営自立」=株式上場のためなのです。

 しかし、どう見ても経営自立など見通せないのが今のJR北海道。だからこそ今回の改定案には過去にないほどの支援が盛り込まれているといえます。でも、そうであるなら何のための分割民営化だったのか。これまでも鉄路の維持・存続へ国が公共交通を守る責任を果たせと訴えてきましたが、調査に同行して、その思いを新たにしました。

 他にも減便の影響について道高教組からの聞き取りや、専門家からのご意見もうかがいました。今後の国会質問にもかかわるので詳細は控えますので、ぜひ両議員の質問をお聞きください。今月中の衆参国土交通委員会にて審議されます。

 その後は札幌市豊平区に足を運び、伊藤りち子3区予定候補(比例重複)との街頭宣伝。「がんばってください」と、肘タッチしながら激励の声もかかりました。うちの子が保育園に通っていた時の保育士さんも来てくださっていて、「もう受験生なんだもんね。がんばってと伝えて」と差し入れまでいただきました。本当にありがたいです。

 【今日の句】最優先すべきは 利益か公共か

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