ところで子どもたちは夏休みで、わが家の小学生も学童保育で山へ川へと駆けまわっています。コロナ禍で気分爽快さも半分かもしれませんが、町とは違う、自然のなかに広がっている空気の違いを味わってほしい。朝から弁当を作ったり準備に追われたりと慌ただしいものの、このような子ども時代を保障してあげたいとの思いは強まります。
今日の「しんぶん赤旗」で、昨日まで広島市で開かれていた全国保育団体合同研究集会の様子が報じられていました(こちら)。オンラインによるシンポジウムや分科会だったようですが、コロナ禍で矛盾が深まっているだけに、討論は熱く進められた様子が記事から伝わってきました。
おとな同士の対話も減り、気持ちのすれ違いが分断を進め、子どもも「コロナだから仕方がない」と我慢を重ねる現実に、保育士はじめ子どもにかかわる仕事に就いている誰もが向き合っています。だからこそ保育園も幼稚園も、学校も学童保育も、子どもたちが安心できる場所にすることが一番大切だと思うのです。
一方で、バスのなかでの熱中症など悲しいことも起きた背景に、じゅうぶんな人員確保や園運営への財政支援という角度の問題はなかったでしょうか。保育園は子どもだけでなく親にとっても大事な場所であることを私自身も実感しながら過ごしただけに、本当に胸が痛みます。検証は必要ですし、現場の責任だけにとどまらない構造的な問題にも目を向けたい。
今日は朝に札幌駅周辺で街頭宣伝でしたが、通勤する方も少し減っているかのような。感染の急拡大を前に、お互いに気をつけあいましょう。もちろん政府の対策強化は、くりかえし訴えます。
【今日の句】うっすらと 月が照らすは 子の寝顔
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